特許
J-GLOBAL ID:200903000454640018

熱現像カラー感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-267682
公開番号(公開出願番号):特開平10-097041
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】印刷用標準インキにより得られる画像と色差の少ない画像を形成し、かつ十分なDmaxと良好な光源依存性を有する画像を形成できる熱現像カラー感光材料を提供する。【解決手段】イエロー、マゼンタ、シアンの各色素を画像状に形成ないし放出する色素供与性化合物を用いた熱現像カラー感光材料において、イエロー色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が440nmから460nm、マゼンタ色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が525nmから545nm、シアン色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が610nmから640nmであり、かつシアン色素が(1)シアン色素の短波側の吸収強度がピーク吸収強度の10%になる波長が545nm以下、(2)シアン色素の長波側の吸収強度がピーク吸収強度の10%になる波長が690nm以上、(3)上記(1)の波長と(2)の波長の差が155nm以上となるように色素供与性化合物を使用する。
請求項(抜粋):
熱現像カラー感光材料と色素固定要素を別の支持体上に設け、両要素を重ね合わせ、拡散性の色素を転写することにより画像を形成する画像形成システムに用いる熱現像カラー感光材料において、熱現像カラー感光材料が少なくとも感光性ハロゲン化銀および色素供与性化合物を含有し、かつ熱現像により拡散性のイエロー、マゼンタ、シアン色素を形成あるいは放出させることを特徴とする熱現像カラー感光材料であり、かつ拡散性の色素がイエロー、マゼンタ、シアンそれぞれ一種以上の色素であり、イエロー色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が440nmから460nm、マゼンタ色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が525nmから545nm、シアン色素の分光吸収の吸収強度が最大になる波長が610nmから640nmであり、かつシアン色素の吸収強度が以下の(1)から(3)の項目を満たすことを特徴とする熱現像カラー感光材料。(1)シアン色素の短波側の吸収強度がピーク吸収強度の10%になる波長(これを以下λC(10%-)と示す)が525nm以上545nm以下である(2)シアン色素の長波側の吸収強度がピーク吸収強度の10%になる波長(これを以下λC(10%+)と示す)が690nm以上である。(3)λC(10%+)とλC(10%-)との差、λC(10%+)-λC(10%-)が155nm以上である。
IPC (4件):
G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 507 ,  G03C 8/24 ,  G03F 3/10
FI (4件):
G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 507 ,  G03C 8/24 ,  G03F 3/10 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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