特許
J-GLOBAL ID:200903000455854640

傾斜計用ケーシングパイプの固定方法及びそれに用いるグラウト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087494
公開番号(公開出願番号):特開平8-260868
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 ボーリング孔の口径を極力小さくでき、傾斜計用ケーシングパイプも必要以上に大口径にしなくてよく、必要な量のグラウト材をボーリング孔壁とケーシングパイプとの間隙に確実に充填できるようにする。【構成】 ボーリング孔10内に傾斜計用ケーシングパイプ20を挿入した後、ケーシングパイプ内にグラウト用ホース30を挿入し、重り32の落下力を利用して雌側カプラ34を雄側カプラ24に接続する。ホースを通してグラウト材を注入することで、グラウト材がカプラ装置及びグラウト吐出用の流路26を通ってケーシングパイプとボーリング孔壁との間隙に吐出する。前記間隙をグラウト材12が充填した後、グラウト用ホースに上向きの力を作用させ解錠部材を持ち上げることでカプラ装置の施錠機構を外し、グラウト用ホースを引き上げる。充填したグラウト材を固化することによりケーシングパイプを地盤に固定する。
請求項1:
ボーリング孔内に傾斜計用ケーシングパイプを挿入し、該ケーシングパイプとボーリング孔壁との間隙にグラウト材を充填し固化させることによりケーシングパイプを地盤に固定する方法において、ケーシングパイプの下端部に形成したグラウト吐出用の流路に、自閉式弁機構を内蔵した雄側カプラを取り付けておき、他方、グラウト用ホース下端部に、重りと、前記雄側カプラに対して接続・切離し可能で自閉式弁機構を内蔵した雌側カプラと、雄側カプラと雌側カプラとからなるカプラ装置の施錠機構に対応する解錠部材を取り付けておいて、ボーリング孔内にケーシングパイプを挿入した後、該ケーシングパイプ内にグラウト用ホースを挿入して、重りの落下力を利用して雌側カプラを雄側カプラに接続し、グラウト用ホースを通してグラウト材を注入することで、グラウト材がカプラ装置及びグラウト吐出用の流路を通ってケーシングパイプとボーリング孔壁との間隙に吐出し、前記間隙をグラウト材が充填した後、グラウト用ホースに上向きの力を作用させ解錠部材を持ち上げることによってカプラ装置の施錠機構を外し、該グラウト用ホースを引き上げることを特徴とする傾斜計用ケーシングパイプの固定方法。
IPC (3件):
E21B 33/14 ,  E21B 7/20 ,  E21B 47/02
FI (3件):
E21B 33/14 ,  E21B 7/20 ,  E21B 47/02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-184691

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