特許
J-GLOBAL ID:200903000459339936

発電機におけるロータの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063978
公開番号(公開出願番号):特開平10-248186
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、永久磁石の減磁を低減するため冷却ファンを設けてロータの温度上昇を抑制し、耐久性を向上させ、高速回転の高い出力を得ることができる発電機におけるロータの構造を提供する。【解決手段】 本発明のロータ5は、永久磁石から成る弧状セグメント部材16と金属又は樹脂材の接続部材17とから成る円筒部材3、円筒部材3の外周に配置された非磁性材から成る補強部材4、円筒部材3の内側に透磁材から成る積層円筒部材9を配置し、積層円筒部材9の内側に複数の空気通孔を備えた多孔質円筒部材8を配置し、多孔質円筒部材8を回転軸2に固定する。円筒部材3を構成する永久磁石は冷却ファン18で冷却されるので、永久磁石の減磁現象が抑制され、耐久性を向上でき、ロータ5を安価に大径に形成することができる。
請求項(抜粋):
通孔を備えたハウジングに回転可能に支持された回転軸、前記回転軸に取り付けられたロータ及び前記ロータの外周に配置されて前記ハウジングに固定されたステータを具備し、前記ロータは、永久磁石から成るセグメント部材と前記セグメント部材間に配置された金属又は樹脂材の接続部材とで円筒形状に構成された円筒部材、前記円筒部材の外周に配置されて前記円筒部材を補強する非磁性材から成る補強部材、前記円筒部材の内側に配置された透磁材から成る積層円筒部材、前記積層円筒部材の内側に配置され且つ前記回転軸に固定された一端から他端へ延びる複数の空気通孔を備えた非磁性材から成る多孔質円筒部材、及び前記各円筒部材を空気流によって冷却するため前記回転軸に設けられた冷却ファンから構成されていることから成る発電機におけるロータの構造。
IPC (2件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 9/06
FI (2件):
H02K 1/27 501 H ,  H02K 9/06 A

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