特許
J-GLOBAL ID:200903000467520062

焼結部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 祐川 尉一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-041932
公開番号(公開出願番号):特開2000-239710
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 表面における耐摩耗性と、内部における強度とを合わせ持った焼結部品を提供すること。【解決手段】 初期炭素濃度0.20〜1.00%及び初期成形密度は7.20g/cm3 〜7.50g/cm3 で粉末金属を成形及び焼き固めた焼結部品が準備される。その焼結部品が脱炭処理され、表層部のみ初期炭素濃度より低い炭素濃度の脱炭表層部18が形成される。次いで、焼結部品に転造等の加圧処理が施される。加圧処理において、密度の向上は表層部18で集中的に生じ、初期成形密度より高く真密度に近い密度で初期炭素濃度より低い炭素濃度の脱炭表層部18と実質的に初期成形密度で初期炭素濃度の内部が形成される。このとき、脱炭表層部の密度は、7.60g/cm3 〜7.80g/cm3 程度まで向上する。そして、この焼結部品に浸炭焼き入れを施すことにより、表面において高炭素濃度の表層部が形成される。
請求項(抜粋):
炭素を配合した粉末金属を成形及び焼き固めた焼結部品において、該焼結部品に初期炭素濃度より低い炭素濃度の脱炭表層部と初期炭素濃度の内部とを形成し、前記焼結部品を加圧処理して初期成形密度より高く真密度に近い密度で初期炭素濃度より低い炭素濃度の脱炭表層部と実質的に初期成形密度で初期炭素濃度の内部を形成し、前記焼結部品を浸炭処理して初期成形密度より高く真密度に近い密度で浸炭処理により炭素濃度を上げた表層部と実質的に初期成形密度で実質的に初期炭素濃度の内部を一体に形成した、焼結部品。
IPC (3件):
B22F 3/24 ,  B22F 5/08 ,  C23C 8/22
FI (4件):
B22F 3/24 D ,  B22F 3/24 A ,  B22F 5/08 ,  C23C 8/22
Fターム (8件):
4K018AB07 ,  4K018DA35 ,  4K018FA11 ,  4K018FA45 ,  4K018KA01 ,  4K028AA01 ,  4K028AB03 ,  4K028AB06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-232903
  • 特開昭61-084302

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