特許
J-GLOBAL ID:200903000470663370

蛋白質複合体、それを含む組成物及びその医薬としての用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518710
公開番号(公開出願番号):特表平8-509698
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】適当な標的細胞、より詳しくはガン細胞に特異的な親和性を有する蛋白質複合体、及びその抗ガン剤(細胞溶解性の性質))としての用途。非特異的部分と特別な型の標的細胞に特異的な親和性を有する部分の前記蛋白質複合体は、特別な型の標的細胞にそのような特異的な親和性を有する部分がα-フェトプロテインであり、前記複合体の非特異的部分が動物トキシン、植物トキシン、細胞溶解性酵素及び低分子量抗ガン有効成分から選ばれる細胞毒性物質を含む群から選択されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
?@ 非特異的部分及び特別な型の標的細胞に特別な親和性を有する部分を含む型の蛋白質複合体であって、特別な型の標的細胞に特別な親和性を有する該部分(標的細胞への特異的な輸送のための物質とも称する)は、α-フェトプロテインであることを特徴とし、及び前記複合体の非-特異的部分が動物トキシン、植物トキシン、細胞溶解性酵素及び低分子量抗ガン有効成分から選ばれ、並びにカルボキシフォスファミド(carboxyphosphamide)、アムボクロリン(amboclorine)、ドキソルビシン(doxorubicin)、ブレオマイシン(bleomycin)、シスプラチン(cisplatin)、ビンブラスチン(vinblastine)、カリケマイシン(calichemicine)及びメトトレキセート(methotrexate)から選ばれる細胞毒性物質、或いはヌクレオチド配列のようなガン細胞の代謝を修飾する物質を含む群から選択されることを特徴とする蛋白質複合体。?A 有効成分として請求項1に記載の複合体の少なくとも1種および薬学的に許容される賦形剤の少なくとも1種を含むことを特徴とする薬学的組成物。?B ガン細胞の代謝を修飾する物質が、蛋白質を発現するヌクレオチド配列及びアンチセンスヌクレオチド配列から選ばれることを特徴とする請求項2に記載の薬学的組成物。?C ガンの治療に使用する目的の薬物の調製のための抗ガン有効成分から選ばれるα-フェトプロテイン-細胞毒性物質蛋白質複合体の使用。?D 白血病の治療に使用することを目的とする薬物の調製におけるα-フェトプロテイン-ビンブラスチン蛋白質複合体の使用。?E 白血病の治療に使用することを目的とする薬物の調製におけるα-フェトプロテイン-ドキソルビシン蛋白質複合体の使用。?F 白血病の治療に使用することを目的とする薬物の調製におけるα-フェトプロテイン-カリケマイシン蛋白質複合体の使用。
IPC (8件):
C07K 19/00 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/475 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/70 ,  A61K 33/24 ,  A61K 38/00 ,  C07K 14/47
FI (8件):
C07K 19/00 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/475 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/70 ,  A61K 33/24 ,  C07K 14/47 ,  A61K 37/02

前のページに戻る