特許
J-GLOBAL ID:200903000471373325

呼吸用気体供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280386
公開番号(公開出願番号):特開平5-092038
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、患者の呼吸状態に合わせて呼吸位相の検出感度を適確に設定し得る機能を備えた呼吸用気体供給装置を提供することにある。【構成】 本発明の呼吸用気体供給装置は、呼吸用気体の発生手段1と、開放型供給手段9と、自動開閉弁手段5と、ダイヤフラム式の差圧検出手段7やゲイン設定手段等を有した呼吸位相検知手段と、自動開閉弁手段の制御手段を具備している。
請求項(抜粋):
呼吸用気体の発生手段と、一端が該発生手段に連通し他端に該呼吸用気体の開放型供給手段を有し途中に自動開閉弁手段を有した導管手段と、呼吸における少なくとも一部の所定位相を検知し得る機能を有した呼吸位相検知手段と、該自動開閉手段の開閉を制御するための制御手段を備えた呼吸用気体供給装置において、該呼吸位相検知手段が、ダイヤフラム式の差圧検出手段を有し該差圧検出手段が測定すべき差圧を受けて変位するダイヤフラムに連動する移動電極とこれに対向して配置した固定電極との間の静電容量の変動により該差圧を検出するようにしたものであり、さらにその検出された静電容量の変動を電気パルス信号の変動に変換するための変換回路手段と、該電気パルス信号をパルスカウント数に変換するためのカウント回路手段と、該パルスカウント数を記憶するための記憶手段と、所定時間tn の間に検出された電気パルス信号から変換されたパルスカウント数Fn とその直前の所定時間tn-1の間に検出されたパルス信号から変換された記憶手段に記憶されたパルスカウント数Fn-1 の差ΔF(=Fn -Fn-1 )を算出するための算出手段と、呼吸位相検出感度ΔFGを設定するためのゲイン設定手段と、算出手段により算出されたΔFとゲイン設定手段により設定されたΔFGを比較しΔFがΔFG以上になった際に該自動開閉弁手段を開くための信号を発生するための弁開信号発生手段とを具備したものであることを特徴とした呼吸用気体供給装置。

前のページに戻る