特許
J-GLOBAL ID:200903000473870946

光ファイバ母材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-082544
公開番号(公開出願番号):特開2001-261360
出願日: 2000年03月23日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 合成される光ファイバ母材の非有効部の長さが低減されて、母材の有効歩留まりが向上される光ファイバ母材の製造方法を提供する。【解決手段】 中心コア用バーナ1、第2コア用バーナ2、第3コア用バーナ3、及びクラッド用バーナ4を用いて、回転しつつ引き上げられる種棒50の下方に、中心コア層10、第2コア層20、第3コア層30、及びクラッド層40からなるガラス微粒子体を形成する。このとき、中心コア層10の長さが目標長に到達して中心コア用バーナ1を停止した後も、他の合成用バーナ2〜4による層20〜40の成長を継続させ、それぞれの層の先端部が中心コア層10の先端部に対して所定の位置に到達したときに順次成長を終了させる。これによって、得られる母材での非有効部の長さが低減される。
請求項(抜粋):
複数のガラス合成用バーナを用い、合成するガラス微粒子体を前記複数のガラス合成用バーナに対して移動させつつ、前記ガラス微粒子体をVAD法によって成長させる光ファイバ母材の製造方法であって、前記複数のガラス合成用バーナのうち最も内側の中心コア用バーナによって、中心軸を含む中心コア層を成長させるとともに、前記中心コア用バーナよりも外側の外周用バーナによって、前記中心コア層の外周側に位置する外周層を長手方向に成長させる第1成長工程と、成長開始位置から成長された先端部までの前記中心コア層の長さが所定の目標長に到達したときに、前記中心コア用バーナへのガスの供給を停止して、前記中心コア層の成長を終了する第1停止工程と、前記外周用バーナによって、前記外周層をさらに長手方向に成長させる第2成長工程と、前記外周層の成長された先端部の位置が、前記中心コア層の先端部と略同一の位置、または前記中心コア層の先端部よりも先端側の所定位置に到達したときに、前記外周用バーナへのガスの供給を停止して、前記外周層の成長を終了する第2停止工程とを備えることを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
Fターム (3件):
4G021EA01 ,  4G021EB13 ,  4G021EB26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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