特許
J-GLOBAL ID:200903000477912554

ボビンケースのための回転セーフティ構造を備えたダブルロックステッチミシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-095287
公開番号(公開出願番号):特開2002-306879
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】【課題】 巻き枠ケースの巻き付きの際に針ループの被害を大いに緩和する。【解決手段】 保持装置(58)によって保持され回転可能に内部支承されたボビンケース(21)を備え鉛直軸線(26)回りに回転するルーパー(18)を有するダブルロックステッチミシン。保持装置(58)はボビンケース(21)の連れ回りを阻止する第一回転セーフティ構造(56)とボビンケース(21)の戻り回転を制限する第二回転セーフティ構造(57)とを有し、第一回転セーフティ構造(56)がステッチ孔(17)から離れた位置に配置され、第二回転セーフティ構造(57)が、ステッチ孔(17)に近い位置で、床板(13)の下側にあるカムを避けながら固定式片持ちアーム(45)に形成された当接面(46)を有し、ボビンケースと当接され得るようになっている。
請求項(抜粋):
次の構成、即ち;- 生地素材部分(14)のための床板(13)、- 当該床板(13)又はフィーダ(16)に形成された縫い針(10)貫通用ステッチ孔(17)、- 床板(13)の下方に、回転可能に支承されたルーパー(18)を備えた軸受台(27)が配置されること、- 上記ルーパー(18)が、内部に回転可能に収容されたボビンケース(21)を備え鉛直軸線(26)回りに回転方向(69)で回転するルーパー本体(19)を有すること、- 回転方向(69)での連れ回りに抗してボビンケース(21)を守る第一回転セーフティ構造(56)と、回転方向(69)と反対方向でのボビンケース(21)の回転動作の制限のための第二回転セーフティ構造(57)とを備える固定式保持装置(58)、を有するダブルロックステッチミシンにおいて、- 上記第一回転セーフティ構造(56)がステッチ孔(17)から離れているループ投下側(72)の位置に配置されていること、- 上記第二回転セーフティ構造(57)が、ステッチ孔(17)に近い位置に配置された当接面(46)を有し、当該当接面は床板(13)の下側にあるカムを避けながら固定式片持ちアーム(45)に形成されており、ボビンケース(21)に備えられた突出部(52)と当接され得るようになっていること、及び- ボビンケース(21)と床板(13)の下側(71)の間に自由空間(74,74’)が備えられ、そこにルーパー(18)からステッチ孔(17)の方へ延びる糸(12,24)が露出して延在することを特徴とするダブルロックステッチミシン。
IPC (2件):
D05B 57/14 ,  D05B 65/02
FI (2件):
D05B 57/14 B ,  D05B 65/02 B
Fターム (14件):
3B150AA03 ,  3B150CB03 ,  3B150CD11 ,  3B150CE12 ,  3B150CE22 ,  3B150DG03 ,  3B150DG07 ,  3B150DG08 ,  3B150DG16 ,  3B150FH02 ,  3B150FH03 ,  3B150FH06 ,  3B150FH09 ,  3B150FH20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-281688
  • 特開昭62-261386

前のページに戻る