特許
J-GLOBAL ID:200903000478281175

マルチリンク通信システムにおけるパケットの順序制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 香樹 ,  平木 道人 ,  田邉 壽二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-234694
公開番号(公開出願番号):特開2004-080139
出願日: 2002年08月12日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】パケットの順序制御において、すべてのパケットの待ち状態を監視することなく未到着パケットと消失パケットとを区別することができ、消失パケット待ちによるパケット転送遅延を減少させることができるようにする。【解決手段】現時点で到着したパケットのシーケンス番号、次に到着することが期待されているシーケンス番号(expected_seqno)、バッファに存在するパケットの最小シーケンス番号、伝送路iのポートに最後に到着したパケットのシーケンス番号(arrived_seqno[i])、arrived_seqno[i] 中の最小のシーケンス番号を管理する。順序制御アルゴリズムは、すべての伝送路A、B、Cから expected_seqno より大きいシーケンス番号のパケットが到着したときに未到着パケットの消失を判断し、バッファ内のパケットの転送処理を進める。バッファ内にパケットが存在する場合は、一定時間ごとにタイムアウトアルゴリズムも実行する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
ノード間での通信を複数の伝送路を並列に利用して行い、受信側ノードにおいてバッファを用い、到着したパケットの順序制御を各パケットに付与されているシーケンス番号に基づいて行う、マルチリンク通信システムにおけるパケットの順序制御方法において、 送信側ノードにおいて、パケットの生成順に従って各パケットにシーケンス番号を付与し、 受信側ノードにおいて、以下の(1)〜(5)のシーケンス番号の管理を行い、 (1)現時点で到着したパケットのシーケンス番号、 (2)次に上位レイヤに引き上げるべきパケットのシーケンス番号、 (3)前記バッファに存在するパケットの最小のシーケンス番号、 (4)各伝送路ごとの最後に到着したパケットのシーケンス番号、 (5)各伝送路ごとの最後に到着したパケットのシーケンス番号(4)の最小値、 前記(1)〜(5)のシーケンス番号を用い、未到着のパケットが消失したと判断した時点で該パケットの到着をあきらめた順序制御の順序制御アルゴリズムを実行することを特徴とする、マルチリンク通信システムにおけるパケットの順序制御方法。
IPC (2件):
H04L29/08 ,  H04L12/56
FI (2件):
H04L13/00 307Z ,  H04L12/56 Z
Fターム (15件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030LB11 ,  5K034AA03 ,  5K034DD01 ,  5K034EE07 ,  5K034EE11 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034HH06 ,  5K034HH08 ,  5K034HH12 ,  5K034MM18 ,  5K034NN16 ,  5K034NN25

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