特許
J-GLOBAL ID:200903000481497219

車両装備物の温度推定方法及び温度推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-328512
公開番号(公開出願番号):特開平8-177599
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 温度センサを要することなく、車両に装備される有体物(エンジン冷却水、変速制御油、触媒等)の温度を精度よく推定する。【構成】 エンジンの制御情報のうち、エンジンの吸気負圧Boost、エンジン出力軸の回転速度Esp及びトルクコンバータのタービン回転速度Tspを入力変数とするニューラルネットワーク演算によりトルクコンバータの滑り損Tlos を算出する。エンジン出力軸の回転速度Esp及び自動変速機の変速位置Gear を入力変数とするニューラルネットワーク演算により自動変速機の攪拌損Glos を算出する。また、車速Vsp及び外気温Atempを入力変数とするニューラルネットワーク演算により自動変速機の冷却量Clos を算出する。しかる後、上記滑り損Tlos、攪拌損Glos 及び冷却量Clos を入力変数とするニューラルネットワーク演算により変速制御油の温度Ftempを推定する。その際、過去の温度推定値Ft(t-n)を入力変数に加える。
請求項(抜粋):
各種の制御情報に基づいて制御されるエンジンを搭載する車両に装備される有体物の温度を推定する方法であって、上記エンジンの制御情報のうち、上記有体物の温度に関係する情報を、少なくとも発生熱量グループと冷却熱量グループとの二つに分け、発生熱量グループの情報を入力変数とするニューラルネットワーク演算により有体物の発生熱量を、冷却熱量グループの情報を入力変数とするニューラルネットワーク演算により有体物の冷却熱量をそれぞれ算出し、しかる後、上記発生熱量及び冷却熱量に基づいて有体物の温度を推定することを特徴とする車両装備物の温度推定方法。
IPC (3件):
F02D 45/00 360 ,  F01N 3/18 ,  F16H 59/72

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