特許
J-GLOBAL ID:200903000482033232
エコーキャンセラー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
植本 雅治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095648
公開番号(公開出願番号):特開平7-283859
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 エコー経路による遅延がある場合でも、正確なダブルトーク検出が可能である。【構成】 受信信号RINを所定時間遅延させて遅延受信信号RRINを生成する遅延部3と、遅延受信信号RRINと送信側入力信号SINとの相関をとる相関部4と、相関部4からの相関結果に基づいてダブルトーク状態を検出するダブルトーク検出部5と、エコー経路13のインパルス応答を推定するインパルス応答推定部6と、インパルス応答推定部6によって推定されたインパルス応答IMを受信信号RINに畳込んで擬似エコーPEを生成する擬似エコー生成部7と、送信側入力信号SINから擬似エコーPEを減算してエコーを減衰させ、送信信号(残留エコー)SOUTを生成するエコー減衰部8とにより構成されている。
請求項(抜粋):
受信信号と残留エコーからエコー経路のインパルス応答を推定するインパルス応答推定手段と、インパルス応答推定手段によって推定されたインパルス応答を受信信号に畳込んで擬似エコーを生成する擬似エコー生成手段と、送信側入力信号から擬似エコーを減算してエコーを減衰させるエコー減衰手段と、受信信号を所定時間遅延させて遅延受信信号を生成する遅延手段と、遅延受信信号と送信側入力信号との相関によってダブルトーク状態を検出するダブルトーク検出手段とを有し、ダブルトーク検出手段においてダブルトーク状態が検出されたときには、インパルス応答推定手段によるインパルス応答の推定を停止させることを特徴とするエコーキャンセラー。
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