特許
J-GLOBAL ID:200903000486287980

自動メッシュ生成方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-117244
公開番号(公開出願番号):特開平8-315183
出願日: 1995年05月16日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 非多様体データ・モデル上で、物理モデルによる自動メッシュ分割を適用するためのシステム及び方法を提供すること。【構成】 非多様体データ・モデルを用意し、所定領域内に複数の楕円バブルを初期的に配置する。この楕円バブルは、与えられたベクトル場のそれぞれのベクトルに対応した大きさ及び方向性を有している。このベクトル場は、流体の流れなどといったある自然現象を示すものである。楕円バブルを定義されたバブル間力により移動させるとともに、バブルの個数の適応的に制御することにより、所定領域内に過不足なく配置する。このように楕円バブルが安定した時点で、Delaunay法を用いて、バブルの中心点を結ぶことによって、自然現象を示すベクトル場に対応した三角形に分割することができる。
請求項(抜粋):
非等方的なメッシュを生成するメッシュ生成方法において、所定領域内において、それぞれの要素が大きさとアスペクト比を有するベクトル場を指定する段階と、上記要素の大きさに対応した大きさを有し、上記アスペクト比に対応した方向性を有する楕円バブルを発生する段階と、所定の安定距離よりも、上記楕円バブルが近づいた場合には斥力を生じさせ、上記安定距離よりも、上記楕円バブルが遠ざかる場合には引力を生じさせるようにバブル間力を定義し、該バブル間力に基づいて、各々の上記楕円バブルを移動させる段階と、上記楕円バブル同士の重なり状態を示す重なり度に応じて、上記楕円バブルの個数を適応的に制御する段階と、上記楕円バブル間力により上記楕円バブルを移動させ、かつ上記楕円バブルの個数を適応的に制御することにより、上記楕円バブルの安定した配置を求める段階と、上記楕円バブルの中心点をもとにして、三角メッシュを形成する段階とを有することを特徴とするメッシュ生成方法。

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