特許
J-GLOBAL ID:200903000492754060

ユニタリ化学処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 青山 葆 ,  山崎 宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-506856
公開番号(公開出願番号):特表2004-521738
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
試料処理装置(150)は、好ましくは型鋳込みされたポリマー部品であるユニタリボディ(152)を備え、ユニタリボディ(152)はその中に、試料を化学的に反応させるための反応チャンバ(154)と、試料の成分を分離させるための分離領域(158)と、上記反応チャンバ(154)と分離領域(158)とを接続する移行領域(156)とを形成している。反応チャンバ(154)と移行領域(156)と分離領域(158)とは、ユニタリボディ(152)内に形成され、ユニタリボディ(152)によって包囲されている。加えて、移行領域(156)は、反応チャンバ(154)と分離領域(158)の間の流体の流れを制御するために、少なくとも1つの流制限器を含む。更に、移行領域(156)を形成するユニタリボディ(152)の部分は、反応チャンバ(154)を形成するボディの部分よりも低い熱伝導を有し、それ故に移行領域(156)は移行領域(156)から反応チャンバ(154)を断熱する。好ましい実施例では、反応チャンバ(154)は試料中の核酸を増幅するための増幅チャンバであり、分離領域(158)は、試料中の核酸片を分離するために、電気泳動ゲルまたはバッファのような適当なマトリックス物質が入った電気泳動コラムまたは毛細管を備えている。試料を上記反応チャンバ(154)から分離領域(158)に強制的に流すために、電極(167,168,169)がボディ(152)の中に埋め込まれている。ユニタリボディ(152)はまた、試料の分離された成分を検出するために、光学検出器(186)のような外部機能部品によって取り囲まれる。
請求項(抜粋):
流体試料を処理するための装置であって、上記装置はユニタリボディを備え、上記ユニタリボディはその中に、 a)上記試料を化学的に反応させるための反応チャンバと、 b)上記試料の成分を分離するための分離領域と、 c)上記反応チャンバを上記分離領域に接続する移行領域とを形成し、 上記反応チャンバと上記移行領域と上記分離領域とは上記ユニタリボディ内に形成されると共に上記ユニタリボディによって包囲され、上記反応チャンバと上記分離領域との間の流体の流れを制御するために、上記移行領域は少なくとも1つの流制限器を含み、上記移行領域が上記反応チャンバを上記分離領域から実質的に断熱するために、上記移行領域を形成するユニタリボディの部分は上記反応チャンバを形成するユニタリボディの部分よりも低い熱伝導を持っていることを特徴とする装置。
IPC (3件):
B01J19/00 ,  B01D57/02 ,  B03C5/00
FI (3件):
B01J19/00 311A ,  B01D57/02 ,  B03C5/00 Z
Fターム (14件):
4D054FA03 ,  4D054FB05 ,  4D054FB18 ,  4D054FB20 ,  4G075AA02 ,  4G075AA39 ,  4G075AA45 ,  4G075AA62 ,  4G075AA63 ,  4G075BB05 ,  4G075CA13 ,  4G075EA06 ,  4G075EC21 ,  4G075FB12

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