特許
J-GLOBAL ID:200903000498787261

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-032968
公開番号(公開出願番号):特開平10-220574
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 手動変速を行なうマニュアルモードを有する自動変速機において、該マニュアルモードで所定の変速中に2つ目の変速操作が行なわれた場合の変速制御を運転者に違和感を与えないように改良することを課題とする。【解決手段】 変速制御を行なうコントロールユニットは、マニュアルモードにおいて、ステップS22で変速中でない場合、運転者の手動操作によりシフトアップスイッチ又はシフトダウンスイッチがON操作されると、ステップS23ないしS25又はS28ないしS30で該変速操作に応じて目標変速段Gを更新し、ステップS27で該目標変速段Gを実行する一方、ステップS22で変速中である場合には、運転者の手動操作を全て無効とする。これにより、1つ目の変速の終了後に2つ目以降の変速が起こることがなくなり、該2つ目以降の変速のタイミングがずれることによる違和感を解消することができる。
請求項(抜粋):
エンジンから駆動輪に伝達される駆動力の該伝達経路を切り換え可能に構成された変速手段と、車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、運転者の第1の所定の操作を検出する所定操作検出手段と、予め運転状態に応じて設定されている変速特性と上記運転状態検出手段の検出結果とに基づいて上記変速手段を制御する第1の変速モードと上記所定操作検出手段の検出結果に応じて上記変速手段を制御する第2の変速モードとを有する制御手段と、運転者の第2の所定の操作に応じて上記第1の変速モードと第2の変速モードとのいずれか一方を選択する変速モード選択手段とが備えられた自動変速機の制御装置であって、上記制御手段が、上記変速モード選択手段によって選択された変速モードに基づいて上記変速手段を制御するものであると共に、該制御手段による変速手段の制御によって上記駆動力の伝達経路の切り換えが実行中であるかどうかを判定する判定手段と、該判定手段により伝達経路の切り換えが実行中であると判定されている間は、上記第2の変速モードにおける運転者の第1の所定の操作に応じた伝達経路の切り換えの実行を禁止する禁止手段とが備えられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:02 ,  F16H 59:68

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