特許
J-GLOBAL ID:200903000499014835

フェロニッケル焼成炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-104778
公開番号(公開出願番号):特開平5-295468
出願日: 1992年04月23日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 鉱石溶融温度に与えるNi鉱石成分組成の差による影響を考慮した、普遍的な操業指標を究明し、その指標によってフェロニッケルを安定して製造する技術を確立すること。【構成】 原料となる前記酸化ニッケル鉱石の鉱石成分の指標としてFe/SiO2を用い、また添加する造滓剤量についての指標として(Al2O3+CaO)/SiO2を用い、これらの各指標から求められる計算溶融温度Tcを1330〜1370°Cの範囲に入るように調整する。
請求項(抜粋):
ニッケル, 鉄含有酸化物鉱石を、予備処理したのち焼成炉中で半溶融還元処理し、その後、金属ニッケルおよび金属鉄を回収してフェロニッケルを製造する際の前記焼成炉の操業に当たり、原料となる前記酸化ニッケル鉱石の鉱石成分の指標としてFe/SiO2を用い、また添加する造滓剤量についての指標として(Al2O3+CaO)/SiO2を用い、これらの各指標についての下記式で表わされる計算溶融温度Tc: Tc=1475-129 ×(Fe/SiO2) - 560×((Al2O3+CaO)/SiO2) を1330〜1370°Cの範囲に入るように調整することを特徴とするフェロニッケル焼成炉の操業方法。

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