特許
J-GLOBAL ID:200903000499351041

車両の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143601
公開番号(公開出願番号):特開平8-104120
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 車体の振動が大きくなったとき減衰力を大きい側へ切り換える減衰力制御装置において、簡単な構成で減衰力の切り換え時における乗員へのショック及び異音の発生を少なくする。【構成】 車体の上下方向の速度を入力し(ステップ102)、同入力した速度が零近傍の所定値を通過した時点を検出し(ステップ108,110)、前記時点から所定時間経過後にショックアブソーバの減衰力の切り換えを行う(ステップ112,120,122,134)。所定時間は車体の上下方向の速度が零になったときから車体の車輪に対する上下方向の相対速度が零になるまでの時間に設定されているので、前記減衰力の切り換えは乗員へのショック及び異音の発生の少ない相対速度が零になった時点で行われることになる。
請求項(抜粋):
車輪と車体との間に設けられて車体の上下振動に対して減衰力をを発生するとともに同減衰力を変更可能な減衰力発生機構を備えた車両に適用され、同車体の上下振動が大きくなったとき前記減衰力発生機構を制御して前記減衰力を大きい側へ切り換える切り換え制御手段を備えた車両の減衰力制御装置において、車体の上下方向の速度を検出する速度検出手段と、前記検出した速度が零近傍の所定値を通過したことを検出する通過検出手段と、前記所定値の通過を検出した時点から所定時間経過後に前記切り換え制御手段による減衰力の切り換えを許容する切り換え許容手段とを設けたことを特徴とする車両の減衰力制御装置。

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