特許
J-GLOBAL ID:200903000499501825

非接触電力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-225472
公開番号(公開出願番号):特開2003-037949
出願日: 2001年07月26日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】電力供給部と負荷部との磁気的な結合状態が不十分であっても安定した電力伝達を可能とする。【解決手段】信号伝達用1次コイルNf1は、電力伝達用2次コイルNm2と磁気的に結合された電圧源コイルNvと負荷23との直列回路に並列接続されている。而して、信号伝達用1次コイルNf1には電圧源コイルNvに応じた電圧が誘起され、負荷部20が電力供給部10の所定位置から若干ずれて配置された場合や電力伝達用1次コイルNm1と電力伝達用2次コイルNm2との密着度合いが充分でない場合においても、スイッチング素子FET1を駆動するのに充分な電圧を信号伝達用2次コイルNm2からバイアス電圧VBに重畳させて自励発振回路を安定して発振させることができる。その結果、電力供給部10と負荷部20との磁気的な結合状態が不十分であっても安定した電力伝達が可能となる。
請求項(抜粋):
電力伝達用1次コイルを内蔵した電力供給部の所定位置に電力伝達用2次コイルを内蔵した負荷部が配置された状態において電力伝達用1次コイルから電力伝達用2次コイルへ電磁誘導により非接触で電力を供給する非接触電力伝達装置であって、電力供給部は、直流電源と、電力伝達用1次コイルと、制御端子に印加されるバイアス電圧がスレショルド電圧を超えたときにオンして直流電源から電力伝達用1次コイルに電流を流すスイッチング素子を具備した自励発振回路と、スイッチング素子の制御端子にバイアス電圧を与えるバイアス回路と、負荷部側からの信号を受信するとともに受信した信号レベルに応じた電圧をバイアス電圧に重畳する信号伝達用2次コイルとを備え、負荷部は、電力供給部の所定位置に配置した状態で電力伝達用1次コイルに磁気的に結合する電力伝達用2次コイルと、電力伝達用2次コイルと磁気的に結合された電圧源コイルと、電圧源コイルに電気的に接続され上記状態で信号伝達用2次コイルに磁気的に結合する信号伝達用1次コイルとを備え、上記状態で電力伝達用1次コイルと電力伝達用2次コイルの間を往復し且つ信号伝達用1次コイル並びに信号伝達用2次コイルと鎖交する磁束の総和が略ゼロとなるように上記各コイルを配置したことを特徴とする非接触電力伝達装置。
IPC (4件):
H02J 17/00 ,  H01F 38/14 ,  H02M 3/28 ,  H02M 7/5383
FI (5件):
H02J 17/00 B ,  H02M 3/28 Q ,  H02M 3/28 Y ,  H02M 7/5383 ,  H01F 23/00 B
Fターム (21件):
5H007AA07 ,  5H007BB00 ,  5H007CA02 ,  5H007CB03 ,  5H007CB07 ,  5H007CB23 ,  5H007CB25 ,  5H007DA06 ,  5H007HA01 ,  5H007HA03 ,  5H730AA04 ,  5H730AA08 ,  5H730AS00 ,  5H730BB23 ,  5H730BB43 ,  5H730BB52 ,  5H730BB61 ,  5H730DD04 ,  5H730DD23 ,  5H730EE01 ,  5H730ZZ16

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