特許

J-GLOBAL ID：200903000499781038

インクジェットプリンターヘッド用ノズル板の表面処理方法

発明者： 吉野 信幸
出願人/特許権者： シチズン時計株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-118834
公開番号（公開出願番号）：特開平8-309997
出願日： 1995年05月18日
公開日（公表日）： 1996年11月26日
要約：

【要約】【構成】 インクが吐出されるインク吐出孔を有するインクジェットプリンターヘッド用ノズル板1の表面に、インク吐出面のインク吐出孔をドライフィルムレジストによって塞ぎ、インクの吐出裏面とインク吐出孔内部を充填材によって被覆し、その後インクの吐出面にフッ素樹脂微粒子含有メッキ被膜4を被覆し、その後ドライフィルムレジストと充填材を除去することを特徴とするインクジェットプリンターヘッド用ノズル板の表面処理方法。【効果】 インク滴の安定吐出を可能にさせ、吐出後のインク吐出孔周囲への残留インクの付着がない撥液性を備え、さらに水性あるいは非水性インクに対して化学的に安定なインクジェットプリンターヘッド用ノズル板の表面処理方法を提供することが可能である。

請求項（抜粋）：

インクを吐出する吐出面を一方に有する平板状の部材からなり、平板状部材の所定の位置にインクを吐出する貫通したインク吐出孔を有するインクジェットプリンターヘッド用ノズル板に、平板状部材のインク吐出面のインク吐出孔をドライフィルムレジストによって塞ぐ工程と、インク吐出裏面とインク吐出孔内部を充填材によって被覆する工程と、インクの吐出面にフッ素樹脂微粒子を含有するメッキ被膜を被覆する工程と、ドライフィルムレジストと充填材を除去する工程とを有することを特徴とするインクジェットプリンターヘッド用ノズル板の表面処理方法。