特許
J-GLOBAL ID:200903000502167451
熱音響冷凍機
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 恒久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224813
公開番号(公開出願番号):特開平10-068556
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 熱音響冷凍機の冷凍能力、効率を増大させる。【解決手段】 スタック4は、多数の多孔板10およびOリング11を熱輸送方向に交互に並べた構造とする。多孔板10は、蓄熱効果の高い物質であり、隣り合う多孔板10の間でかつOリング11との内側に空気層12が形成され、この空気層12が熱伝導率の低い物質になる。作動媒体が振動して、圧縮、膨張を繰り返すことにより、スタック4内を熱輸送方向に沿って熱が移動する。熱は多孔板10の壁に蓄えられ、作動媒体の移動によって隣の多孔板10に輸送される。空気層12により熱輸送方向とは逆方向への熱の移動が抑制される。
請求項(抜粋):
作動媒体が封入された共鳴管と、該共鳴管の一端に配された音波発生器と、前記共鳴管の他端に配された吸熱器と、該吸熱器の熱を放熱する放熱器と、前記吸熱器から放熱器へ熱輸送を行うスタックとを備え、前記音波発生器から発せられた音波により前記共鳴管内の作動媒体が振動して、局所的で周期的な圧縮、膨張による吸放熱を繰り返すことを用いて熱輸送を行い、前記吸熱器で外部から熱を奪い、前記放熱器で外部に熱を放出する熱音響冷凍機において、前記スタックは、熱伝導率の低い物質と蓄熱効果の高い物質とが熱輸送方向に交互に並んだ構造とされたことを特徴とする熱音響冷凍機。
前のページに戻る