特許
J-GLOBAL ID:200903000505349364

燃料電池発電システムおよびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-393935
公開番号(公開出願番号):特開2003-197232
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 水素濃度センサを用いることなく燃料電池を最適水素利用率で運転すると共に製造のばらつきや組み付け精度などにより生じるシステムの特性や経年変化にも対応可能とする。【解決手段】 要求負荷に基づいて初期設定される改質器への都市ガスの供給量でシステムを運転し(S100〜S108)、定常運転状態になったら、燃料電池への負荷を徐々に増加して検出される燃料電池の端子間電圧Vの時間微分値dVが最適水素利用率における端子間電圧Vの時間微分値として設定された閾値dV未満となったときに(S112〜S118)、その直前の負荷でシステムを運転する(S120)。これにより、水素濃度センサを用いることなく燃料電池を最適水素利用率で運転することができると共に製造のばらつきなどのシステムの特性や経年変化にも対応することができる。
請求項(抜粋):
燃料電池により発電する燃料電池発電システムであって、前記燃料電池に供給する供給ガスの供給量を調整可能なガス調整手段と、前記燃料電池の負荷を調整可能な負荷調整手段と、前記供給ガスの供給量を一定に保持して前記燃料電池を定常運転状態とした状態で該燃料電池の負荷を徐々に変化させたときに該燃料電池の端子間電圧が急降下する直前の負荷と供給ガスの供給量との関係を最適条件として複数記憶する最適条件記憶手段と、前記燃料電池への要求負荷が指示されたとき、前記最適条件記憶手段により記憶された複数の最適条件から前記要求負荷に対応する供給ガスの供給量が前記燃料電池に供給されるよう前記供給ガス調整手段を制御すると共に前記要求負荷が前記燃料電池に作用するよう前記負荷調整手段を制御する制御手段と、を備える燃料電池発電システム。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06
FI (3件):
H01M 8/04 P ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/06 S
Fターム (6件):
5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027DD06 ,  5H027KK25 ,  5H027KK54 ,  5H027MM26

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