特許
J-GLOBAL ID:200903000509960858

カーボンナノチューブ突起を有する薬剤投与パッチ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-184297
公開番号(公開出願番号):特開2005-334594
出願日: 2004年05月27日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】ワクチン等を経皮輸送する免疫療法として、感染症予防のためのワクチンや癌治療用癌ペプチド等を、高さ10μm〜100μm程度の微小な突起状の針を平面状に配列した治療部材上に塗りこみ、皮膚に押し当てて薬剤を浸透させる方法を用いるが、針が皮膚に挿入される過程で、針表面に塗布された薬剤が、皮膚と針との摩擦接触の影響で、皮膚に剥ぎ取られてしまい、体内にうまく浸透されないという問題がある。【解決手段】本発明の高さ10μm〜100μm程度の微小な突起状の針2の場合、微小な針として中空構造のカーボンナノチューブを使用しているため、針が皮膚に挿入される過程で表面の薬剤が皮膚に剥ぎ取られることがなく、また、治療部材を皮膚に押し当てる前に、角層を剥離する方法と組み合わせることで、常に均等な薬剤の浸透が可能となる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ワクチン等薬剤を経皮輸送(皮膚の表皮に対して薬剤を注入し、それによって薬剤を体内へ輸送することを意味し、以降経皮輸送と称す)することで、患者に痛みを与えない感染症、癌、アレルギー等の治療を行う免疫療法において、感染症予防のためのワクチンや癌治療用癌ペプチド等を、微小な高さ10μm〜100μm程度の突起状の針を平面状に配列した治療部材上に塗布し、皮膚に押し当てて行うワクチン等経皮輸送方法が実施されているが、微小な突起状の針としてカーボンナノチューブを使用することを特徴とするカーボンナノチューブ突起を有する薬剤投与パッチ。
IPC (2件):
A61M37/00 ,  A61B17/20
FI (2件):
A61M37/00 ,  A61B17/20
Fターム (8件):
4C060MM01 ,  4C060MM22 ,  4C076AA81 ,  4C076BB31 ,  4C076CC06 ,  4C076FF68 ,  4C167BB23 ,  4C167GG50

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