特許

J-GLOBAL ID：200903000513322882

湿式分別方法及び装置

発明者： 政本 学 ,  笹倉 正晴
出願人/特許権者： 川崎重工業株式会社 ,  社団法人 日本食品科学工学会
代理人 (1件)： 塩出 真一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-145652
公開番号（公開出願番号）：特開平11-333320
出願日： 1998年05月27日
公開日（公表日）： 1999年12月07日
要約：

【要約】【課題】 比重1を中心に幅広い比重分布をもつ被処理物(処理対象物)の中から、液体と比重が同程度の特定の被処理物(固体又は液体)が多く含まれる分画を選択的に高純度で回収する。【解決手段】 被処理液の旋回流による遠心力を利用して被処理物と液体との比重差により被処理物を上方又は下方に分離する装置を用いて、液体と同程度の比重の被処理物を分別処理するに際し、装置の下方に排出される液量を装置の上方に排出される液量に比べて大きくすることにより、液体と同程度の比重の被処理物(固体又は液体)を装置の上方に排出される液から回収する。具体的には、液体サイクロン14cにおいて、上方抜出管(浸漬管)18cの断面積S1と下方抜出管20cの断面積S2との比S1/S2を0.2〜1.3、望ましくは、0.25〜1.0の範囲とする。

請求項（抜粋）：

被処理液の旋回流による遠心力を利用して被処理物と液体との比重差により被処理物を上方又は下方に分離する装置を用いて、液体と同程度の比重の被処理物を分別処理するに際し、装置の下方に排出される液量を装置の上方に排出される液量に比べて大きくすることにより、液体と同程度の比重の被処理物を装置の上方に排出される液から回収することを特徴とする湿式分別方法。

IPC (5件)：

B03B 5/28 ,  B04C 5/12 ,  B04C 5/14 ,  B29B 17/00 ZAB ,  B29K105:26

FI (4件)：

B03B 5/28 B ,  B04C 5/12 Z ,  B04C 5/14 ,  B29B 17/00 ZAB

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開昭51-120466