特許
J-GLOBAL ID:200903000514235444

燃焼暖房器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189342
公開番号(公開出願番号):特開平11-037561
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 臭気の発生が避けられない燃焼暖房器に空気清浄機能を持たせ、暖房器の設置される居住空間の空気の清浄化が行なえるようにする。【解決手段】 そのために、暖房終了時からつぎの暖房運転が行なわれるまでの間は、光触媒フィルターの設置された排気筒7に外郭カバー1内の空気が流入するようにして、暖房運転終了時とその後の気化器温度が比較的高い間に一時的に大量に発生する臭気物質を含む空気が能率良く無臭化されるようにした。これに対して、暖房運転が行なわれている間は、カバー1内空気の取り込みを止めて室内空気が直接供給されるようにし、排気筒7への空気の取り込みが暖房用送風機5の影響を受けずに安定して行なえるようにした。
請求項(抜粋):
暖房器本体の外郭をなすカバー(1)と、このカバー内に設置されて気化した灯油を燃焼させるバーナ(2)と、このバーナに灯油の気化ガスを供給する気化器(3)と、この気化器を灯油の気化温度に加熱する電熱ヒータ(4)と、前記バーナに対して燃焼用の空気を供給するためならびに燃焼後のガスを室内に放出するための空気流を発生するための第一の送風機(5)と、前記カバーの天井部に開設された通気口(6)と、前記カバーの外側の所定部位においてそれぞれ入口(8)と出口(9)を開設した排気筒(7)と、この排気筒の前記入口が前記カバーの前記通気口にのみ接続されるようにして前記カバー内の空気が前記出口へ導かれるようにするかまたは前記通気口を閉鎖して前記カバー外の空気のみが前記入口から前記出口へ導かれるようにするかを択一的に切り替える入口切り替え装置(10)と、前記排気筒内において前記入口から前記出口に向けて流通する空気と接触するように設けられるとともに紫外線の被爆により酸化触媒機能を発揮する光触媒層を形成した空気フィルター部材(14)と、この空気フィルター部材に紫外線を照射する紫外線発生器(15)と、前記排気筒内において前記入口から前記出口へ向かう空気流を生成させる第二の送風機(16)と、前記電熱ヒータ、前記第一の送風装置、前記入口切り替え装置、前記紫外線発生装置、前記第二の送風装置の作動を制御する制御装置(18)と、そしてこの制御装置に対して前記電熱ヒータと前記第一の送風装置の作動による暖房運転の指示を行なう指示装置(17)とで構成されていることを特徴とする加熱調理器。
IPC (2件):
F24H 3/04 305 ,  F24H 3/04 301
FI (2件):
F24H 3/04 305 B ,  F24H 3/04 301

前のページに戻る