特許
J-GLOBAL ID:200903000521299105

燃料噴射装置の電磁弁制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311094
公開番号(公開出願番号):特開平9-151768
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】いかなるエンジン回転域においても、所望期間で電磁弁を確実に閉弁させる。【解決手段】電磁弁5 は、高圧燃料ポンプのポンプ室及び低圧燃料通路の連通を開閉する外開弁構造を有する。電磁弁駆動回路22は、電磁弁5 のコイル50と電源61との接続を断続する第1のトランジスタTr1 、並びにコイル50とフリーホイールダイオードFDとの接続を断続する第2のトランジスタTr2 を備える。CPU21は、燃料圧送行程途中において第1,第2のトランジスタTr1,Tr2 をオンとし、その後所定時間経過後に第1のトランジスタTr1 をオフとし、さらにその後の所定時期に第2のトランジスタTr2 をオフとする。エンジン回転数が所定の低回転域にある場合、CPU21は、コイル50の電磁エネルギが、少なくとも高圧燃料ポンプのプランジャ上死点に達するまで電磁弁閉弁保持レベルを維持するよう、第1のトランジスタTr1 のオフ時間を変更する。
請求項(抜粋):
エンジンの回転に伴いプランジャが往復動して燃料を圧送する高圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプのポンプ室内における燃料圧に相反する方向に付勢された弁体を有し、高圧燃料ポンプのポンプ室及び低圧燃料通路の連通を開閉する外開弁構造の電磁弁と、前記電磁弁のコイルと電源との接続を断続する第1のスイッチング素子、並びに電磁弁のコイルとフリーホイールダイオードとの接続を断続する第2のスイッチング素子を備える電磁弁駆動回路と、前記高圧燃料ポンプの圧送行程途中において前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子をオンとし、その後所定期間経過後又は所定電流到達後に前記第1のスイッチング素子をオフとし、さらにその後の所定時期に前記第2のスイッチング素子をオフとする制御手段とを備えた燃料噴射装置の電磁弁制御装置において、エンジン回転数が所定回転数以下の領域にあるか否かを判定する判定手段と、エンジン回転数が所定回転数以下の領域にある旨が判定された場合、前記制御手段により前記電磁弁のコイルに蓄えられる電磁エネルギが、少なくとも高圧燃料ポンプのプランジャが圧縮上死点に達するまで電磁弁閉弁保持レベルを維持するよう、前記第1のスイッチング素子をオフとするためのオフ期間を変更するオフ期間変更手段とを備えることを特徴とする燃料噴射装置の電磁弁制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/20 380 ,  F02D 41/40 ,  F02M 47/00
FI (4件):
F02D 41/20 380 ,  F02D 41/40 D ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-182664
  • 特開平4-272471

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