特許
J-GLOBAL ID:200903000525497599
給液装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-196853
公開番号(公開出願番号):特開平5-042997
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】被給液容器に挿着される給液本体の構成を小型且つ簡略なものとしつつ、特に、液面調整を確実且つ円滑に行うことができる給液装置を提供する。【構成】被給液容器Wの口部aに挿着部32を介して挿着される給液本体1のノズル部3に摺動筒18を摺動自在に外挿する。摺動筒18と挿着部32との間に大気開放通路26aに連通する環状間隙26を形成する。摺動筒18には、真空引き通路10及び給液通路兼液面調整通路11に連通するノズル口9を開閉するノズル口開閉部21と、ノズル口開閉部21の開位置及び閉位置でそれぞれ環状間隙26を閉塞及び開口する間隙開閉部27を設ける。ノズル口9はノズル口開閉部21の閉位置で大略閉塞されるものの、ノズル口9から液面調整通路11を介して被給液容器W内の液体を吸引可能な程度には被給液容器W内に開口される。
請求項(抜粋):
被給液容器の口部に挿着部を介して着脱自在に挿着される給液本体と、該給液本体に被給液容器に向かって前記挿着部を貫通して設けられたノズル部と、該給液本体及びノズル部の内部に該ノズル部の先端部に形成されたノズル口に連通して設けられた真空引き通路、給液通路及び液面調整通路とを備え、該給液本体を被給液容器の口部に挿着した状態で、前記真空引き通路を介して被給液容器内の真空引きを行った後に、前記給液通路を介して該被給液容器内に液体を供給・充填し、その後に、前記液面調整通路を介して該被給液容器内の余剰の液体を吸引して液面調整を行う給液装置において、前記ノズル部に摺動自在に外挿されると共に前記挿着部に内挿され、その摺動により該ノズル部の先端部のノズル口に向かって進退自在に設けられた摺動筒と、該摺動筒の先端部に設けられ、該摺動筒の進退動により前記ノズル口を前記液面調整通路を介して前記被給液容器内の液体を吸引可能な程度に大略閉塞する閉位置と該ノズル口を開口させる開位置との間で移動するノズル口開閉部と、該摺動筒と挿着部との間に形成された環状間隙と、前記被給液容器の内部を該環状間隙を介して大気に開放させるべく前記給液本体に設けられた大気開放通路と、該摺動筒に設けられ、前記ノズル口開閉部の閉位置で前記環状間隙を被給液容器の内部に開口すると共に、該ノズル口開閉部の開位置で該環状間隙を閉塞する間隙開閉部とを備えたことを特徴とする給液装置。
前のページに戻る