特許
J-GLOBAL ID:200903000529671607
受信タイムアウト検出機構
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013337
公開番号(公開出願番号):特開平6-231101
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】並列計算機システムなどのデータ処理システムで処理装置間の通信処理に用いられる受信タイムアウト検出機構に関し、レシーブバッファの無効化によるパケット受信不能状態の時間を監視してネットワークハング等のシステム異常を回避できるようにする。【構成】主記憶上のレシーブバッファ45が無効化状態にある時間を計測する受信タイマ50の更新値を比較手段54で比較判断し、更新結果が特定値になったことを検出すると、命令処理部14に対して割込みを発生し、処理装置をネットワーク12のスイッチ回路から切り離す処理などを行う。また受信タイマ50の更新結果を比較手段54により第1と第2の特定値で2段階に検出し、第1の特定値への到達を検出して命令処理部14に割込みを発生し、続いて第2の特定値への到達を検出して当該処理装置をネットワーク12のスイッチ回路から切り離す処理などを行う。
請求項(抜粋):
命令処理部(14)、主記憶部(16)および転送処理部(18)を備えた複数の処理装置(10)がスイッチ回路を備えたネットワーク(12)により接続され、送信元の処理装置は、少なくとも宛先処理装置,転送データ量,データの送信元処理装置におけるメモリアクセス属性,データの宛先処理装置における処理の指定に関する情報を含むヘッダ部と、該ヘッダ部で指定されるところのボディデータとを少なくとも含むパケットを前記ネットワーク(12)に対して発信し、該ネットワーク(12)は該パケットに含まれた宛先処理装置の指示に従ってスイッチ回路の接続を行い、前記パケットの宛先処理装置は、パケット受信時に有効状態にある主記憶部(16)のレシーブバッファ(45)を獲得してヘッダ部を格納し、ボディデータの量が零でない場合には該ボディデータをヘッダ部に含まれるデータの受信処理におけるメモリアクセス属性の情報を参照して主記憶部(16)に格納して、処理装置間の通信を行うデータ処理システムに於いて、前記処理装置(10)の各々に、前記レシーブバッファ(45)が無効化状態にある時間を計測する受信タイマ(50)と、該受信タイマ(50)の更新値を比較判断する比較手段(54)とを設けたことを特徴とする受信タイムアウト検出機構。
IPC (2件):
G06F 15/16 460
, G06F 13/00 353
引用特許:
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