特許
J-GLOBAL ID:200903000532797212

廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-044945
公開番号(公開出願番号):特開平5-000286
出願日: 1991年03月11日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】乾留炉内における原料の加熱を効率良く行えるようにし、さらに、原料表面の炭化層を迅速に除去できるようにして、原料の炭化処理能率を向上させる。【構成】乾留炉1の一端に、原料を乾留炉1内へ供給する原料供給装置3が設けられている。原料供給装置3に隣接して乾留炉1の炉壁を外面から加熱する燃焼炉2が設けられている。乾留炉1内の乾留ガス及び炭化物と、原料に混入された加熱促進体をそれぞれ回収する主回収装置5が設けられている。乾留炉1の出口端に乾留残滓を回収する残滓回収装置6が設けられている。前記主回収装置5は、回転スクリーン23と、炭化物及び加熱促進体と乾留ガスを分離する分離塔24とからなる。分離塔24の上端には乾留ガスを凝縮して気液を分離するコンデンサ7が設けられている。分離塔24の下端に連続して、加熱促進体と炭化物を分離するスクリーン31と、分離された加熱促進体を前記原料供給装置へ返送する返送装置8とが設けられている。
請求項(抜粋):
回転ドラム型の乾留炉の一端に、有機固体廃棄物からなる原料を乾留炉内へ供給する原料供給装置が設けられており、原料供給装置に隣接して、乾留炉の炉壁を外面から加熱する燃焼炉が設けられており、燃焼炉に隣接して、乾留炉内で生成された乾留ガス及び炭化物と、原料に混入された加熱促進体をそれぞれ回収する主回収装置が乾留炉の外面を覆う状態で設けられており、乾留炉の出口端に乾留残滓を回収する残滓回収装置が設けられ、前記主回収装置は、乾留炉の炉壁の一部を構成する回転スクリーンと、回転スクリーンの外面を覆って炭化物及び加熱促進体と乾留ガスを分離する分離塔とからなり、分離塔の上端から導出したガス通路の導出端に、乾留ガスを凝縮して気液を分離するコンデンサが設けられ、分離塔の下端に連続して、加熱促進体を炭化物を分離するスクリーンと、分離された加熱促進体を前記原料供給装置へ返送する返送装置とが設けられ、前記加熱促進体が、原料より熱伝導度が高い硬質固体を素材とする粒状体で形成されているいることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (2件):
B09B 3/00 302 ,  C10B 53/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-155784
  • 特開昭50-022003
  • 特開昭50-116573

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