特許
J-GLOBAL ID:200903000535093291

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊沢 敏昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301833
公開番号(公開出願番号):特開平6-130952
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 電子楽器において、ギター等の音色の選択時に自動的に和音構成音のずらし発音を可能にする。【構成】 メモリには、音色毎に音色制御データと共にずらし発音の要否を示すフラグデータを記憶しておく。例えばギター音色が選択されると、該音色対応の音色制御データに基づいてトーンジェネレータ(TG)の音色設定を行なう一方、フラグデータに基づいてずらし発音の要否を判定し、要ならばキーオン処理を行なう。キーオン処理では、前音S1 から所定の無演奏期間tN を経た後押鍵K2 があると、K2 対応の音S2 を発生し且つ所定の和音期間tC を設定し、tC の期間内にDm 等の和音押鍵があると、その音高データをバッファレジスタに書込む。所定の時間間隔Δt毎に割込みルーチンを実行してバッファレジスタからTGに低音から順に音高データを転送することによりずらし発音を行なう。
請求項(抜粋):
(a)複数の音色のうちの各音色毎に音色制御データとずらし発音の要否を示すフラグデータとを記憶する記憶手段と、(b)前記複数の音色のうち任意の1つを選択するための音色選択手段と、(c)所望の和音を構成する複数音の発音を指示する発音指示手段と、(d)設定される音色を有する楽音信号を発生可能な音源手段と、(e)前記音色選択手段での音色選択に応答して選択音色に対応する音色制御データを前記記憶手段から前記音源手段に供給することにより音色を設定する音色設定手段と、(f)前記音色選択手段での音色選択に応答して前記フラグデータに基づいてずらし発音の要否を判定し、その判定結果に応じて前記音源手段での楽音信号の発生を制御する制御手段であって、判定結果が肯定的であったときは前記発音指示手段での発音指示に対応し且つ所定の時間間隔へだてて前記複数音に対応する複数の楽音信号を発生させるように前記音源手段を制御し、判定結果が否定的であったときは前記発音指示手段での発音指示に応じて前記複数音に対応する複数の楽音信号を発生させるように前記音源手段を制御するものとを備えた電子楽器。
IPC (4件):
G10H 1/18 ,  G10H 1/00 102 ,  G10H 1/28 ,  G10H 1/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-294293

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