特許
J-GLOBAL ID:200903000536778840
事務機器用歯車減速機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280886
公開番号(公開出願番号):特開平7-133847
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 特別な付属機構を設けることなく過負荷防止機能、逆転防止機構を備えた減速機構を得る。【構成】 事務機器用のリフタ等に用いるギヤドモータに採用される減速機構であって、基本的な減速機構としてトロコイド歯形内接噛合形の遊星歯車構造を採用し、且つこの減速機構の各要素のうち外歯歯車32及び内歯歯車33とを剛性の小さな樹脂で形成すると共に、出力軸36及び外歯歯車32を支持する軸受についてはこれを剛性の大きな金属製とする。この結果、通常運転時の剛性及び回転円滑性を維持しながら、駆動される相手部材が必要とする以上のトルクに対しては外歯歯車32と内歯歯車33との変形による噛合ロスの増大により、効率低下を機械的に起こさせることができるようになる。又、出力軸36側からの逆転負荷に対しても同様の噛合ロスで対応できる。
請求項(抜粋):
モータの出力を受けて回転する偏心体と、該偏心体の周りで揺動回転する外歯歯車と、ケーシングに固定されると共に前記外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に、該外歯歯車の揺動成分を吸収し自転成分のみを取り出す手段を介して連結された出力軸と、を有する内接噛合形遊星歯車減速機構を備えると共に、前記外歯歯車及び内歯歯車が樹脂にて成形され、前記出力軸が前記樹脂より剛性の大きな金属で形成され、且つ、前記偏心体と外歯歯車との間に剛性の大きな金属製の軸受が配置されたことを特徴とする事務機器用歯車減速機。
IPC (3件):
F16H 1/32
, F16H 35/00
, F16H 35/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特公昭59-012896
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特開平3-244852
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特開平2-038683
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