特許
J-GLOBAL ID:200903000537075339
回転陽極型X線管装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114272
公開番号(公開出願番号):特開平5-290992
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 液体金属潤滑剤使用の動圧すべり軸受を有するX線管固定構造体の固有振動周波数を、陽極構体の最高回転数よりも高めて振動や騒音を抑制する。【構成】 X線管収容容器11の内部に固定した回転陽極型X線管12が、陽極ターゲット17が固定された回転体16と、一端側が真空容器52の一部に気密接合された固定体33と、すべり軸受37〜40と、このすべり軸受のらせん溝及び軸受間隙に充填された液体金属潤滑剤とを備え、陽極固定部固定体の中心軸に沿って管外に延長された端部に管球取付用のねじ穴48を有し、この固定体延長端部の外周にねじ穴の先端面よりも軸方向に沿って外方に突出する径大な固定端面51を有する陽極支持円筒26が気密接合されてなり、X線管保持部材23にX線管の陽極支持円筒26の径大な固定端面51が突き当てられ且つX線管保持部材及び管球取付用ねじ穴に固定用ねじ27が通されて締付け固定される。
請求項(抜粋):
内部に絶縁媒質が充填されたX線管収容容器と、この収容容器の内部に配置された回転陽極型X線管と、一端部が前記収容容器の一部に固定され他端部が前記回転陽極型X線管の陽極固定部に固定されたX線管保持部材とを具備する回転陽極型X線管装置において、上記回転陽極型X線管は、陽極ターゲットが固定された回転体と、この回転体を回転可能に保持するとともに一端側が真空容器の一部に気密接合された固定体と、前記回転体および固定体の近接部に設けられたらせん溝を有するすべり軸受と、このすべり軸受のらせん溝及び軸受間隙に充填された液体金属潤滑剤とを備え、前記陽極固定部が、前記固定体の中心軸に沿って管外に延長された端部に管球取付用のねじ穴を有し、この固定体延長端部の外周に、前記ねじ穴の先端面よりも軸方向に沿って外方に突出する径大な固定端面を有する陽極支持円筒が気密接合されてなり、上記X線管保持部材に上記X線管の陽極支持円筒の径大な固定端面が突き当てられ且つ前記X線管保持部材及び上記管球取付用ねじ穴に固定用ねじが通されて締付け固定されてなることを特徴とする回転陽極型X線管装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭60-117531
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特開昭58-163199
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特開昭58-216347
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