特許
J-GLOBAL ID:200903000538814305

マーク読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195934
公開番号(公開出願番号):特開平10-040374
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 利用者が希望する濃度または面積のマークを読取り可能とし、濃いマークと淡いマークとを判別可能とする。【解決手段】 平均濃度・ピーク濃度算出部7は多値画像メモリ2からマーク枠位置12で囲まれた範囲の多値画像が読出されると、その多値画像から平均濃度及び最も高い濃度を示すピーク濃度を夫々算出して出力する。黒ドット数カウンタ8は二値画像メモリ4からマーク枠位置12で囲まれた範囲の二値画像が読出されると、その二値画像の黒ドット数をカウントして出力する。マーク判定部9は平均濃度及びピーク濃度と黒ドット数とに対し、外部から指定された重み付けパラメータ14によって重み付け加算を行う。マーク判定部9は重み付け加算の結果から平均値を算出し、その算出値を外部から指定された判定用しきい値13と比較してマークの有無を判定する。
請求項(抜粋):
用紙上から多値画像を光学的に読取る画像入力手段と、前記画像入力手段が読取った前記多値画像を外部から指定されるしきい値を基に二値化する二値化手段と、前記画像入力手段が読取った前記多値画像のうち外部から指定された枠内の多値画像の平均濃度及び最も高い濃度を示すピーク濃度を算出する算出手段と、前記二値化手段が二値化した画像のうち外部から指定される枠内の二値画像を基に黒ドット数を計数する計数手段と、前記算出手段の算出結果及び前記計数手段の計数結果に対して外部から指定される重み付けパラメータにより重み付け加算を行う加算手段と、前記加算手段の前記重み付け加算の結果から多値画像の濃度平均値を計算する計算手段と、前記計算手段の計算結果と外部から指定された判定値とを比較して前記多値画像におけるマークの有無を判定する判定手段とを有することを特徴とするマーク読取装置。

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