特許

J-GLOBAL ID：200903000539495424

二重エアゾール容器及びその製造方法

発明者： 八戸 行雄
出願人/特許権者： 東洋エアゾール工業株式会社
代理人 (1件)： 清水 修
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-340304
公開番号（公開出願番号）：特開平11-171269
出願日： 1997年12月10日
公開日（公表日）： 1999年06月29日
要約：

【要約】【課題】 内袋と外容器とから成る二重エアゾール容器に於いて、アンダーカップ充填により外容器に噴射剤を充填する際に、内袋に噴射剤が侵入するのを確実に防止する。そして、内容物を無駄無く均一に噴射し得るものとする。また、二重エアゾール容器の製造作業を簡易で廉価なものとする。【解決手段】 上端外周にフランジ部11を突出し、内容物の減少に伴って容積を減少可能に形成した内袋10を、外容器13に収納する。また外容器13のビード部15に、マウンテンカップ17の弧状部18を嵌合して、内袋10を挟持固定する。また、内袋10のフランジ部11をマウンテンカップ17の弧状部18の内面形状に沿って配置した状態で、フランジ部11と弧状部18の先端を面一とする。そして、内袋10は、外容器13の開口部14よりも直径を小さくする事が可能で、内容物の充填時は容積を増加可能に形成する。

請求項（抜粋）：

上端外周にフランジ部を突出し内容物の減少に伴って容積を減少可能に形成した内袋と、この内袋を内部に収納し開口部の外周にビード部を設けた外容器と、この外容器のビード部に、外周縁の弧状部を嵌合してこの弧状部とビード部とで内袋を挟持するとともに中央部にバルブ機構を収納固定するマウンテンカップとから成るものに於いて、内袋のフランジ部を、マウンテンカップの弧状部の内面形状に沿って配置した状態で、このフランジ部の先端が弧状部の先端と面一に配置されるように形成するとともに内袋の内容物収納部の直径を、外容器の開口部の直径よりも小さく形成し、製造工程で内袋を外容器に挿入した状態で、内袋の下端を外容器の底部に突き当てるとともにフランジ部の下面と外容器のビード部の上面との間に、噴射剤の充填間隔を形成するよう内袋を形成し、この内袋に内容物を充填後は、内袋の内容物収納部が幅方向に拡開する事により下端が外容器の底部から上昇可能としたことを特徴とする二重エアゾール容器。

IPC (6件)：

B65D 83/16 ,  B65D 83/28 ,  B65D 83/42 ,  B65D 83/58 ,  B65D 77/06 ,  B65D 83/00

FI (3件)：

B65D 83/14 D ,  B65D 77/06 H ,  B65D 83/00 G

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-173573
  
• 特表平6-502829
  
• 二重構造エアゾール容器の製法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-052992   出願人：武内プレス工業株式会社
• 二重エアゾール容器の内筒
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-271764   出願人：武内プレス工業株式会社