特許
J-GLOBAL ID:200903000551714000
APRIL/G70、BCMA、BLYS/AGP-3及びTACIに関する物質の組成物及び使用方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-585195
公開番号(公開出願番号):特表2003-533218
出願日: 2001年05月14日
公開日(公表日): 2003年11月11日
要約:
【要約】本発明は、APRIL/G70、AGP-3/BLYS、BCMA及びTACI間の相互作用、並びにこれらに関連する物質の使用方法及び組成物に関する。(1)sAPRIL/G70はT及びBリンパ腫細胞上の細胞表面受容体BCMA及びTACIに結合して、インビトロ及びインビボの両方において、一次ヒト及びマウスのB細胞及びT細胞の増殖を刺激すること、(2)APRILはTACI及びBCMAへのAGP3の結合と競合すること、(3)sBCMAは、APRIL及びAGP3がそれらの受容体に結合するのを阻害すること、(4)sBCMAはT細胞依存型及びT細胞独立型の体液性免疫反応をインビボにおいて改善すること、(5)sTACIは、APRIL及びAGP3がそれらの受容体に結合するのを阻害し、及びT細胞依存型及びT細胞独立型の体液性免疫反応をインビボにおいて改善すること、並びに(6)BCMAは、潜在的な膜貫通ドメインのN末端に位置する単一のシステインリッチドメインの中においてTACIとの類似性を示すこと、が分かった。これらの発見は、自己免疫疾患及び癌の治療や移植拒絶の予防のための療法の開発戦略を提供する。APRIL及びAGP-3に関係する疾患の状態及び疾患のパラメータは、BCMA又はTACIの調節により影響を受け得る。TACIに関係する疾患の状態及びパラメータは、APRILの調節により影響を受け得る。疾患の状態及びパラメータは、TACI、BCMA、APRIL及びAGP-3のいずれかを、1つの治療剤又は2つ以上の治療剤を組合せて調節することにより、影響を受け得る。
請求項(抜粋):
哺乳動物においてB細胞もしくはT細胞の増殖又は活性化を阻害する方法であって、 a.TACIアンタゴニスト活性を有する、TACIに対して特異的な結合パートナー、 b.BCMAアンタゴニスト活性を有する、BCMAに対して特異的な結合パートナー、 c.a及びbの両方、或いは d.TACIアンタゴニスト活性もしくはBCMAアンタゴニスト活性又はこれら両方を有する、TACI及びBCMAに対して特異的な結合パートナーを含む治療剤を投与することを含む上記方法。
IPC (13件):
C12N 15/09 ZNA
, A61K 38/00
, A61K 39/395
, A61K 45/00
, A61P 1/04
, A61P 17/10
, A61P 19/02
, A61P 29/00
, A61P 29/00 101
, A61P 35/00
, A61P 37/02
, A61P 37/06
, C12N 1/21
FI (14件):
A61K 39/395 E
, A61K 39/395 T
, A61K 45/00
, A61P 1/04
, A61P 17/10
, A61P 19/02
, A61P 29/00
, A61P 29/00 101
, A61P 35/00
, A61P 37/02
, A61P 37/06
, C12N 1/21
, C12N 15/00 ZNA A
, A61K 37/02
Fターム (37件):
4B024AA01
, 4B024BA44
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B065AA26X
, 4B065AA91Y
, 4B065AA93Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA17
, 4C084DC50
, 4C084NA13
, 4C084ZA011
, 4C084ZA591
, 4C084ZA661
, 4C084ZA891
, 4C084ZB071
, 4C084ZB081
, 4C084ZB111
, 4C084ZB131
, 4C084ZB311
, 4C084ZB331
, 4C084ZB351
, 4C084ZC061
, 4C085AA13
, 4C085BB31
, 4C085CC02
, 4C085CC04
, 4C085CC22
, 4C085DD23
前のページに戻る