特許
J-GLOBAL ID:200903000552000574

通信中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226303
公開番号(公開出願番号):特開平9-074410
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【解決手段】通信網の交換機として機能する通信中継装置において、同報通信を行う場合、1つの送信先ノードに対してパケット本体の格納領域のアドレスが書込まれた送受信ディスクリプタが発行され(S2)、他の複数の同報送信先ノードに対して、送受信ディスクリプタに書込まれている格納領域のアドレスの参照を指示する情報が書込まれた同報ディスクリプタが発行される(S3)。同報送信先ノードにパケットを転送する際、同報ディスクリプタの書込内容に基づいて、送受信ディスクリプタの書込内容を参照し、送受信ディスクリプタに対応付けられた格納領域からパケット本体を読出し(S8,S9) 、転送する(S7)。【効果】同報通信を行う場合でもパケットをコピーする必要がない。したがって、コピー時間が不要となる。そのため、中継効率を向上できる。しかも、コピーしたパケットを格納する必要がないので、容量の小さなメモリで十分である。
請求項(抜粋):
複数のノードに、または複数のノードを含む通信網に接続され、共有メモリを含み、任意のノードから送信されてきたデータを前記共有メモリの所定の格納領域に格納した後送信先ノードに転送するための通信中継装置であって、複数の送信先ノードに同一データを送信する同報通信が指定されている場合、データ格納領域の識別情報が書込まれた送受信ディスクリプタを、前記複数の送信先ノードのいずれかに対応付けて発行するための第1発行手段と、前記同報通信が指定されている場合、前記送受信ディスクリプタの書込内容の参照を指示する情報が書込まれた同報ディスクリプタを、前記複数の送信先ノードのうち、前記送受信ディスクリプタに対応付けられた送信先ノード以外の送信先ノードにそれぞれ対応付けて発行するための第2発行手段と、前記第1発行手段で送受信ディスクリプタが発行された場合、この発行されている送受信ディスクリプタの書込内容を参照し、データ格納領域を特定するための第1特定手段と、前記第2発行手段で同報ディスクリプタが発行された場合、この発行されている同報ディスクリプタの書込内容に基づいて、前記送受信ディスクリプタの書込内容を参照し、データ格納領域を特定するための第2特定手段と、前記第1特定手段または第2特定手段でデータ格納領域が特定されると、この特定された格納領域からデータを読出し、この読出されたデータを、前記送受信ディスクリプタまたは同報ディスクリプタに対応付けられた送信先ノードに転送するための転送手段とを含むことを特徴とする通信中継装置。
IPC (2件):
H04L 12/18 ,  H04L 12/56
FI (2件):
H04L 11/18 ,  H04L 11/20 102 A

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