特許
J-GLOBAL ID:200903000556459270

共焦点顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268377
公開番号(公開出願番号):特開平11-109252
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 ピンホール間隔を小さくすることにより生じる明視野成分の影響を干渉を用いることをにより打ち消してリアルタイムで観察が可能な共焦点顕微鏡。【解決手段】 光源1からの光で複数のピンホールが形成されているピンホール基板4を照明し、通過光を対物レンズ7で標本8上に結像し、反射光を再びピンホール基板4に結像させ、通過光を標本像として再結像させ、ピンホール基板4を高速回転させることにより標本上で走査し、標本像を観察・撮像する共焦点顕微鏡であり、標本8の反射光に対する光路分割手段13と、光路結合手段17と、干渉手段15とを備え、光路分割手段13と光路結合手段17との間で光路分割手段13で分けられた何れかの光路にピンホール基板4が配置され、光路結合手段17で結合した光を干渉手段15により干渉させその像を観察・撮像する。
請求項(抜粋):
光源からの光で照明光導入手段を通して対物レンズの像位置若しくはその共役位置又はその近傍に配置された複数のピンホールが形成されているピンホール基板を照明し、前記ピンホール基板を通過する光を対物レンズで標本上に結像し、標本で反射される光を再び前記対物レンズを介して前記ピンホール基板又はその近傍に結像させ、前記ピンホール基板を通過する光をリレーレンズ等により標本像として再結像させ、前記ピンホール基板が高速に回転することにより、標本上で光を高速に走査し、標本の像を得、これを観察・撮像することができる共焦点顕微鏡において、標本で反射された光に対する光路分割手段と、光路結合手段と、干渉手段とを具備し、前記ピンホール基板に形成された複数のピンホールは互いに近接して配置され、前記光路分割手段と前記光路結合手段との間で前記光路分割手段で分けられた何れかの光路に前記ピンホール基板が位置するように配置され、前記光路結合手段と観察・撮像手段との間に前記干渉手段を配置し、前記光路結合手段で結合した光を前記干渉手段により干渉させ、その像を観察・撮像することを特徴とする共焦点顕微鏡。

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