特許

J-GLOBAL ID：200903000557090660

ガスタ-ビン制御装置

発明者： 内田 典弘 ,  田邊 仁志 ,  塩崎 和也
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 紋田 誠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-237620
公開番号（公開出願番号）：特開平6-066423
出願日： 1992年08月14日
公開日（公表日）： 1994年03月08日
要約：

【要約】【構成】複数のガスタービン設備の内で当該ガスタービン設備以外のガスタービン設備のトリップ時にトリップ信号を入力し、かつ、低値選択器7が排気温度制御信号を選択しているときに所定の時間排気温度設定器5aの排気温度設定値を減少させるための減算指令信号s2を出力する減算指令信号出力手段と、燃料圧力制御弁8の開度を絞り排気温度の上昇を抑制するため所定の減算値5dを設定する減算値設定器と、減算指令信号s2の入力により排気温度設定値から所定の減算値5dを減算する手段5kを設ける。【効果】排気温度上昇によるガスタービンのトリップを防止する。

請求項（抜粋）：

共通の燃料供給設備から複数のガスタービン設備へそれぞれ燃料を供給する配管に燃料流量制御弁と燃料圧力制御弁とを設け、負荷運転時に排気温度を排気温度設定器の排気温度設定値に制御するため排気温度に基づいて制御演算して排気温度制御信号を出力する排気温度制御装置と、負荷運転時に実負荷を目標負荷設定器の目標負荷設定値に制御するため実負荷に基づいて制御演算して負荷制御信号を出力する負荷制御装置と、前記排気温度制御信号と前記負荷制御信号との低値の信号を選択し、この低値信号を前記燃料流量制御弁へ出力する低値選択器とを備えたガスタービン制御装置において、前記複数のガスタービン設備の内で当該ガスタービン設備以外のガスタービン設備のトリップ時にトリップ信号を入力し、かつ、前記低値選択器が前記排気温度制御信号を選択しているときに所定の時間前記排気温度設定値または前記目標負荷設定値を減少させるための減算指令信号を出力する減算指令信号出力手段と、前記燃料圧力制御弁の開度を絞り前記排気温度の上昇を抑制するため所定の減算値を設定する減算値設定器と、前記減算指令信号の入力により前記排気温度設定値または前記目標負荷設定値から前記所定の減算値を減算する手段とを備えたことを特徴とするガスタービン制御装置。