特許
J-GLOBAL ID:200903000558729371

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-249597
公開番号(公開出願番号):特開2000-071752
出願日: 1998年09月03日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 二酸化炭素が人体に眠気を引き起こしたり、不快感を与える程度の濃度である場合には、従来と同様の措置が取られるものの、二酸化炭素が人体に危険を及ぼす程度まで高くなった場合には、それにふさわしい処置を行ない、人体への悪影響を最小限に止めるようにした車両用空調装置を提供する。【解決手段】 車室内の二酸化炭素濃度を検出する濃度センサを設け、濃度センサによって検出された二酸化炭素濃度を、3段階に区分する。人体に不快感を与える二酸化炭素濃度に達した場合には、吸入モードを外気導入モード又は内外気導入モードとし、不快感を解消する(ステップ56)。人体に危険を及ぼす二酸化炭素濃度に達した場合には、外気導入とした上で、窓ガラスを開放し、警報を鳴らして危険を回避する(ステップ58〜62)。
請求項(抜粋):
車室に開口する空調ダクト内に前記車室に送風する空気を冷却する冷却用熱交換器を配し、前記冷却用熱交換器を含む冷凍サイクルの冷媒に二酸化炭素が用いられる車両用空調装置において、車室内の二酸化炭素濃度を検出する濃度センサを設け、前記濃度センサによって検出された二酸化炭素濃度を、少なくとも第1乃至第3の3段階に区分し、第2段階の濃度は人体に不快感を与える二酸化炭素濃度として第1段階の濃度よりも大きく設定され、第3段階の濃度は人体に危険を及ぼす二酸化炭素濃度として第2段階の濃度よりも大きく設定され、人体に不快感を与える二酸化炭素濃度に対して前記不快感を解消することを可能とする第1の車両電装品と、人体に危険を及ぼす二酸化炭素濃度に対して前記危険を回避することを可能とする第2の車両電装品とを備え、前記濃度センサによって検出された二酸化炭素濃度が前記第2段階の二酸化炭素濃度である場合に前記第1の車両電装品を駆動制御し、前記濃度センサによって検出された二酸化炭素濃度が前記第3段階の二酸化炭素濃度である場合に前記第2の車両電装品を駆動制御することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/24 661 ,  B60H 1/00 103 ,  F25B 49/02 520
FI (3件):
B60H 1/24 661 A ,  B60H 1/00 103 K ,  F25B 49/02 520 M

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