特許
J-GLOBAL ID:200903000566621490

浄化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長南 満輝男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-314163
公開番号(公開出願番号):特開2002-119986
出願日: 2000年10月13日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】生物濾過槽を備える浄化槽において、固定濾過槽の逆洗により担体にから剥離されるSSの処理水槽側への流入を防止して、逆洗による放流水質の悪化を防止する。【解決手段】水流により流動可能な担体を槽内に自由に浮遊させて収容保持する担体流動槽と、担体を槽内に沈降堆積させた状態で充填する固定濾過槽からなる生物濾過槽と、その後段に設けられる処理水槽を有する浄化槽において、上記固定濾過槽の下に集水室を設け、この集水室を固定濾過槽の底面に多数開穿した担体より小さな通孔により固定濾過槽と、集水室を処理水室と仕切る隔壁の下端部に開設する小面積の開口により処理水槽と夫々連絡させ、集水室には逆洗用の散気装置を、処理水槽には開口に近接する位置に逆洗SS返送用エアポンプの吸い込み部を夫々配置する。
請求項(抜粋):
生物濾過槽と、その後段に設けられて生物濾過槽で処理した処理水を導入し貯溜する処理水槽を有する浄化槽であって、上記生物濾過槽が好気性微生物を担持して水流により流動可能な流動床用担体を槽内に自由に浮遊させて収容保持すると共に槽の底部に散気装置を備える担体流動槽と、この担体流動槽の側方に隣接設置され、両者を仕切る隔壁の少なくともウォーターラインより下部に多数設けられた担体が通過不能な通水部を介して担体流動槽と連通連絡され、その内部には担体を沈降堆積させた状態で充填し、この充填した担体で構成する濾過層によりSSを除去する固定濾過槽により構成される浄化槽において、上記固定濾過槽をその底面が浄化槽の槽本体底面との間にスペースを存する状態に形成して、当該スペースに上記固定濾過槽とは固定濾過槽底面で、担体流動槽とは隔壁で、更に処理水槽とも隔壁で夫々仕切られる集水室を形成し、この集水室を固定濾過槽底面に担体が通過不能な通水部多数を設けて固定濾過槽に連通連絡せしめると共に当該室と処理水槽を仕切る隔壁下端部に槽本体底部に沿う小面積の開口を設けて固定濾過槽に連通連絡せしめることにより、固定濾過槽を上記集水室を介してのみ処理水槽に連絡させ、集水室には逆洗用の散気装置を配置し、処理水槽には開口に近接する位置に逆洗SS返送用エアーリフトポンプのスリット状に形成した吸い込み部を上記開口と平行に設けたことを特徴とする浄化槽。
IPC (3件):
C02F 3/00 ZAB ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/08
FI (3件):
C02F 3/00 ZAB B ,  C02F 3/00 E ,  C02F 3/08 B
Fターム (14件):
4D003AA01 ,  4D003AA14 ,  4D003AB02 ,  4D003BA02 ,  4D003BA04 ,  4D003CA02 ,  4D003CA08 ,  4D003DA22 ,  4D003EA15 ,  4D003EA16 ,  4D003FA10 ,  4D027AB07 ,  4D027AB12 ,  4D027AB14

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