特許

J-GLOBAL ID：200903000573225134

焼結機の排ガス処理方法

発明者： 桜木 準一 ,  大山 浩一 ,  馬場 政光 ,  宮脇 雅敏
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 小堀 益
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-104889
公開番号（公開出願番号）：特開平5-301015
出願日： 1992年04月23日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【目的】 焼結機における排ガスの温度、SOxの濃度等の性状に対応した循環,排ガス処理をさらに正確に行ない、脱硫に際しての設備効率の向上を図るための処理方法の提供。【構成】 焼結機のベッド前半部からの排ガス系を脱硫装置を経由せずに排出または循環し、また、ベッド中間部から後半部までの排ガス系の中で、中間部前半域の脱硫装置を経由せずに排出する系と、中間部後半域の脱硫装置を経由させて排出する系と、ベッド後半部からの排ガスを点火直後からストランド中間部に循環させる系の3系に分割した焼結機の排ガス処理法において、配合原料中Sとベッドへ吸引されるガス中Sの和で表されるベッド装入Sに対応した全吸引ボックス毎の排ガス中のSOx含有パターンを求め、このSOx含有パターンの変化に応じて、前記ベッド中間部後半域からの排ガスの処理形態を選択することにより、脱硫装置の処理効率を上げることができる。

請求項（抜粋）：

焼結機のベッド前半部からの排ガス系を脱硫装置を経由せずに排出または循環し、また、ベッド中間部から後半部までの排ガス系のなかで、中間部前半域の脱硫装置を経由せずに排出する系と、中間部後半域の脱硫装置を経由させて排出する系と、ベッド後半部からの排ガスを点火直後からストランド中間部に循環させる系の3系に分割した焼結機の排ガス処理法において、配合原料中のSとベッドへ吸引されるガス中のSの和で表されるベッド装入Sに対応した全吸引ボックス毎の排ガス中のSOx含有パターンを定量的に推定し、この吸引ボックス毎のSOx含有パターンの変化に応じて、前記ベッド中間部後半域からの排ガスの処理形態を選択する焼結機の排ガス処理方法。

IPC (3件)：

B01D 53/30 ,  B01D 53/34 122 ,  F27B 21/08