特許
J-GLOBAL ID:200903000578725054

難加工金属薄板の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-188944
公開番号(公開出願番号):特開平5-031537
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は、高強度の軽金属などの難加工金属(合金も含む)からなる薄板に対してクラックの発生を伴なわずに無理なく且つ能率良く凹部を形成することができるる難加工金属薄板の加工方法を提供することを目的とする。【構成】凹部の底面の面積に比較して小さい断面積を持つポンチで薄板に窪みを形成する加工を繰り返して薄板の一部を凹部と同じ平面形状に張り出す加工を複数回に分けて行い、これら各加工毎に張り出し深さを順次増大させながら薄板に凹部を形成する第一の工程と、薄板を型受け体に載せ、仕上げ型を薄板の凹部に押し込んで凹部を最終形状に仕上げる第二の工程とを具備し、第一の工程は、複数種類のポンチを用意し、これらポンチを選択し交換してポンチ加工を行うことすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
難加工金属からなる薄板に、この薄板から張り出す凹部を形成する方法であって、前記凹部の底面の面積に比較して小さい断面積を持つポンチおよびこのポンチを囲む受け体と、前記ポンチを受けるポンチ受け体とを用意し、前記押え体で前記薄板を押えつつ、前記ポンチで前記薄板を前記凹部の深さ寸法に比較して小さい深さ寸法をもって前記ポンチ受け体に押し込んで前記薄板に窪みを形成する加工を繰り返し、前記薄板を前記凹部と同じ平面形状に張り出す凹部形成加工を複数回に分けて行い、これら各凹部形成加工毎に張り出し深さを順次増大させながら前記薄板に凹部を形成する第一の工程と、前記凹部と同じ寸法形状を持つ仕上げ型およびこの仕上げ型を受ける型受け体を用意し、前記薄板を前記型受け体に載せ、前記仕上げ型を前記薄板の前記凹部に押し込んで前記凹部を最終形状に仕上げる第二の工程とを具備し、第一の工程において前記ポンチで前記薄板に窪みを形成する加工は、前記ポンチが前記薄板を押し込む深さを前記ポンチの直径で除した値が,0.1%ないし30%となる範囲で行い、且つ前記第一の工程は、複数種類のポンチを用意し、これらポンチを加工の進行に応じて選択し交換することを特徴とする難加工金属薄板の加工方法。
IPC (3件):
B21D 22/20 ,  B21D 24/00 ,  B21D 28/14

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