特許
J-GLOBAL ID:200903000585125380
伝送装置および輻輳回避方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033957
公開番号(公開出願番号):特開平9-233079
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 物理伝送路内に設定されたバーチャルパスを切替えることにより輻輳を回避する通信網では、伝送路に輻輳が検出されると切替える必要のないバーチャルパスを含め、全てのバーチャルパス切替えが実行される。【解決手段】 輻輳レベルが低い場合の予測と、通常の予測とで輻輳制御動作を分け、輻輳レベルが低い場合の予測には、限られたバーチャルパスの送信側にのみ切替指示信号を送出する。このとき、切替え先の候補が複数ある場合には、その中で伝送遅延が最小のものを選択する。【効果】 必要以上のバーチャルパスの切替えをなくすることができるため、余分な処理時間を短縮することができる。また、切替えを行っても伝送遅延の小さい通信網が実現できる。
請求項(抜粋):
対向して設けられパケット信号を送受信する一対の通信ノード(1、2)を備え、この対向する通信ノード間に双方向の物理的な伝送路(58)が設けられ、この伝送路には複数のバーチャルパス(3、4、5、6)が設定され、そのバーチャルパスは前記通信ノードの受信側でそれぞれ一つ(57、56)に合流する設定であり、この伝送路にはそれぞれ中継ノード(17、18)が介挿され、この中継ノードには、通過する信号の輻輳を伝送路毎にかつ双方向にそれぞれ検出する輻輳検出回路(15)と、この輻輳検出回路の検出結果にしたがって輻輳通知信号を輻輳を検出した通信方向とは反対方向に送信する輻輳通知回路(16)とを備え、前記輻輳検出回路は、当該伝送路の現在の通信量およびその通信量の単位時間当たりの変化(通信加速度または通信加速比)の大きさに基づき輻輳の状態予測を二段階(第一予測状態および第二予測状態)に検出する手段を備え、送信側の通信ノードには、前記輻輳通知回路(16)により輻輳レベルの低い第一予測状態が伝達されたときに、輻輳の予測が伝達された伝送路に設定されたバーチャルパスの信号を輻輳の予測がない伝送路に設定されたバーチャルパスに切替える手段を備えた伝送装置において、この切替える手段は、前記輻輳の予測がない伝送路に設定されたバーチャルパスの中で、伝送遅延が最小のものを選択する手段を含むことを特徴とする伝送装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L 11/20 G
, H04L 11/20 102 E
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