特許
J-GLOBAL ID:200903000589688630

操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243316
公開番号(公開出願番号):特開平6-092245
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 ハンドル回転角の増大に応じてステアリングギア比が減少する操舵装置において、操舵感を良くすると共に作動を円滑にし、耐久性も向上させる。【構成】 操舵ハンドルに連結される入力軸11と出力軸13の間に中間回転部材38を偏心して設け、入力軸の回転は入力ピニオン41と内歯ギア42よりなる減速機構40により減速して中間回転部材38に伝達する。中間回転部材の回転は、その端面に直径方向に形成したカム溝47に出力軸13に偏心して設けた突起48を係合した操舵特性付与機構45を介して、出力軸13に伝達する。入力ピニオン41を設けた入力軸11の後端から後方に延長して形成した延長軸部12は、ハウジング10に支持させる。また入力軸11に設けた制御装置20は、増力装置30が出力作動部材14に与えるアシスト力を、入力軸に加わるトルクの増大に応じて増大させる。
請求項(抜粋):
操舵ハンドルに連結されて共に回転する入力軸と、出力軸及び連動機構を介して前記入力軸に連結され操舵リンクを介して車輪を操舵する出力作動部材と、この出力作動部材にアシスト力を与える増力装置と、前記入力軸に設けられこれに加わるトルクに応じて作動して前記増力装置が前記出力作動部材に与えるアシスト力を変化させる制御装置と、これら各部材を支持するハウジングを備えてなる操舵装置において、互いに同軸的に配置された前記入力軸と出力軸の間においてこの両軸に対し偏心して前記ハウジングに支持された中間回転部材と、前記入力軸の前記中間回転部材側端部に一体的に設けられた入力ピニオン及び同中間回転部材に一体的に設けられて前記入力ピニオンと噛合する内歯ギアよりなり、同入力軸の回転を減速して同中間回転部材に伝達する減速機構と、前記中間回転部材と出力軸の互いに対向する端面の何れか一方に直径方向に形成されたカム溝と、前記互いに対向する端面の他方にその回転中心より偏心しかつ軸方向に突出して設けられて前記カム溝内に係合する突起よりなり、前記入力軸の操舵中立位置からの回転角の増大に応じて減速比を次第に減少させながら前記中間回転部材の回転を前記出力軸に伝達する操舵特性付与機構と、前記入力軸の前記出力軸側端部に一体的かつ同軸的に形成され前記中間回転部材を通過して前記出力軸側に延びて前記ハウジングにより回転自在に支持された延長軸部を備えたことを特徴とする操舵装置。
IPC (2件):
B62D 5/06 ,  B62D 5/083

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