特許
J-GLOBAL ID:200903000592302204
特殊溶解装置において、溶解室内及び冷却システム内に形成される圧力を補償するための方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-056574
公開番号(公開出願番号):特開2004-308000
出願日: 2004年03月01日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】特殊溶解装置で溶解室内及び冷却水システム内の圧力を補償するための方法を改良して、圧力補償が、より正確な範囲内において行うことができ、しかも、鋳型壁の両側に衝撃的な圧力変化が生じないようなものを提供する。【解決手段】上記圧力差を0〜+/-0.5バールの範囲内に維持し、一方の媒体としてのガスを装置の溶解室35から、まず、他方の媒体としての液圧液体31が充填されている中間容器30にガイドし、次いで液圧液体をピストン型タンク19の2つの室17,18のうちの一方にガイドするようにし、2つの媒体のうちの一方が圧力低下又は圧力上昇した場合に、余剰のガスを導出するか又は冷却水を付加的にポンピングによって補充するか、或いはその逆の動作を行うことによって、2つの媒体のうちの一方の圧力低下又は圧力上昇に対する対抗作用を加え、この対抗作用の作用方向を圧力低下/圧力上昇の速度及び高さによって規定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
銅鋳型を備えた圧力・エレクトロスラグ再溶解炉(DESU)又は、誘導コイル及び冷却水システムを備えた圧力誘導炉等の特殊溶解装置において鋳型/誘導コイル循環回路の冷却水の圧力を装置の溶解室内のプロセスガスの圧力と一致させることによって、溶解室内及び冷却水システム内の圧力を補償するための方法において、
圧力差を0〜+/-0.5バールの範囲内に維持し、一方の媒体としてのガスを装置の溶解室から、まず、他方の媒体としての液圧液体が充填されている中間容器にガイドし、次いで液圧液体をピストン型タンクの2つの室のうちの一方にガイドするようにし、2つの媒体のうちの一方が圧力低下又は圧力上昇した場合に、余剰のガスを導出するか又は冷却水を付加的にポンピングによって補充するか、或いはその逆の動作を行うことによって、2つの媒体のうちの一方の圧力低下又は圧力上昇に対する対抗作用を加え、この対抗作用の作用方向を圧力低下/圧力上昇の速度及び高さによって規定することを特徴とする、特殊溶解装置で、溶解室内及び冷却システム内の圧力を補償するための方法。
IPC (5件):
C22B9/18
, C22B9/187
, F27B14/06
, F27B14/08
, F27D9/00
FI (5件):
C22B9/18 H
, F27B14/06
, F27B14/08
, F27D9/00
, C22B9/18 Z
Fターム (14件):
4K001FA09
, 4K001GA14
, 4K001GA17
, 4K001GB12
, 4K046AA01
, 4K046CC01
, 4K046CC03
, 4K046CD02
, 4K046EA01
, 4K063AA04
, 4K063AA12
, 4K063CA05
, 4K063EA01
, 4K063EA10
引用特許:
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