特許
J-GLOBAL ID:200903000595655159

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-223061
公開番号(公開出願番号):特開平10-047383
出願日: 1996年08月06日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 過負荷の発生によりアーマチュアハブとの連結が破壊されたアーマチュアは、外部振動により遊動して回転するロータに当接するので、はじかれたアーマチュアがアーマチュアハブのフランジ部に衝突して、そのフランジ部が破壊される。【解決手段】 アーマチュアハブ3は、焼結ハブ4と合成樹脂材のストッパプレート5がインサート成形により一体に固着されている。ストッパプレート5のスプライン溝5aには、アーマチュア8のスプライン溝8aが嵌合されている。アーマチュア8は、ラバーマグネット7の磁気吸引力でアーマチュアハブ3に保持される。回転伝達中に回転軸2がロック状態になると、アーマチュア8とロータのスリップ回転により発生する熱でスプライン溝5aのスプライン歯は溶解され、噛合い連結部分が破壊される。
請求項(抜粋):
ボス部から半径方向に延びたフランジ部に小径な外周面が形成され、この小径な外周面に第1噛合い部が設けられたアーマチュアハブと、このアーマチュアハブの第1噛合い部と噛合う第2噛合い部が内周面に設けられたアーマチュアと、このアーマチュアの摩擦面と摩擦係合する摩擦面が形成されたロータと、このロータの摩擦面に前記アーマチュアの摩擦面を磁気吸着する磁束を発生する電磁コイルと、前記アーマチュアを前記アーマチュアハブに保持する永久磁石とを備え、前記第1噛合い部と前記第2噛合い部との噛合いが過負荷の発生により破壊されることを特徴とする電磁クラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/112 ,  F16D 9/00
FI (2件):
F16D 27/10 341 G ,  F16D 9/00 Z

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