特許
J-GLOBAL ID:200903000598678559

冷間鍛造加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267335
公開番号(公開出願番号):特開2002-011538
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】 ミクロンオーダーの加工精度が要求されるコイニング加工の加工コストを低減する。【解決手段】 金型製作メーカーでは目的とする金型形状よりも硬質被膜16の膜厚分だけ小さい金型基材14を製作し、表面処理メーカーにおいてその金型基材14にCrN硬質被膜16をコーティングすることにより目的形状のコイニング型12とし、部品メーカーでは、そのコイニング型12の摩耗量が硬質被膜16の膜厚寸法より小さいように定められた再生加工数に達するまでコイニング加工を行う。その後、コイニング型12は表面処理メーカーで硬質被膜16が除去されるとともに、同じ金型基材14を再使用して硬質被膜16が再コーティングされ、部品メーカーに戻されてコイニング加工に使用される。
請求項(抜粋):
表面が硬質被膜で被覆された金型を用いて、ミクロンオーダーの寸法精度が要求されるコイニング、サイジングなどの冷間鍛造加工を行う方法であって、目的とする金型形状に対して前記硬質被膜の膜厚寸法だけ小さい成形面を有する金型基材を製作する金型製作工程と、該金型製作工程で製作された前記金型基材の成形面に、前記硬質被膜としてクロム系化合物をPVD法によりコーティングして前記目的とする金型形状にするコーティング工程と、該硬質被膜がコーティングされた前記金型の摩耗量が該硬質被膜の膜厚寸法より小さい範囲で予め定められた再生型寿命に達するまで、該金型を用いて前記冷間鍛造加工を行う鍛造加工工程と、該再生型寿命に達した前記金型を所定の溶液中に浸漬して前記硬質被膜のみを溶かして除去する被膜除去工程と、を有し、該硬質被膜が除去された金型基材を再使用して前記コーティング工程および前記鍛造加工工程を繰り返すことを特徴とする冷間鍛造加工方法。
IPC (3件):
B21J 13/02 ,  B21J 5/02 ,  C23C 14/06
FI (4件):
B21J 13/02 L ,  B21J 13/02 B ,  B21J 5/02 B ,  C23C 14/06 A
Fターム (10件):
4E087CA17 ,  4E087CB03 ,  4E087ED06 ,  4K029AA02 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA03 ,  4K029EA01 ,  4K029GA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
  • 特開平1-127122
  • 特開平3-114610
  • クロム化合物被覆膜の除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-011359   出願人:住友金属鉱山株式会社
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