特許
J-GLOBAL ID:200903000601566953

車輌の座席シート用構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198706
公開番号(公開出願番号):特開平11-042147
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 圧縮回復率、圧縮応力比が大きく通気性に優れて安定した快適な座り心地が得られるとともに、リサイクル性、安全性に優れ、かつクッション体と表皮カバー体との係合着脱操作性および係合耐久性にも優れた座席シート用構造体を提供する。【解決手段】 非弾性ポリエステル系捲縮短繊維と特定の弾性複合繊維とが立体的に絡み合い、これらの交叉部が弾性複合繊維の熱融着により形成された可撓性熱固着点により固着された平坦な表面を有するクッション体2の上面表面層に、表皮材7と面ファスナー雄材8とからなる表皮カバー体3の該雄材8のフック部8aを直接に侵入させて係合することによりクッション体2と表皮カバー体3とを着脱自在に接合する。
請求項(抜粋):
非弾性ポリエステル系捲縮短繊維と、該短繊維の融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと、非弾性ポリエステルとで構成され、かつ前記熱可塑性エラストマーが少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維とからなり、これらの繊維が立体的に絡み合って形成されるクッション体であって、その構造中に、前記弾性複合繊維同士が交叉した状態で互いの熱融着により形成された第1可撓性熱固着点、および弾性複合繊維と非弾性ポリエステル系捲縮短繊維とが交叉した状態で弾性複合繊維の熱融着により形成された第2可撓性熱固着点とが散在する態様で、一体的に成形された平坦な表面を有するクッション体と、表皮材と、該表皮材の片面の少なくとも一部に積層一体化された面ファスナー雄材とからなる表皮カバー体とからなり、前記面ファスナー雄材のフック部が前記クッション体の表面層に侵入して係合されることにより、表皮カバー体とクッション体とが着脱自在に接合されていることを特徴とする車輌の座席シート用構造体。
IPC (4件):
A47C 27/22 ,  A47C 31/02 ,  B60R 21/02 ,  D04H 1/42
FI (4件):
A47C 27/22 Z ,  A47C 31/02 A ,  B60R 21/02 A ,  D04H 1/42 W
引用特許:
審査官引用 (3件)

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