特許
J-GLOBAL ID:200903000601848304
航跡追尾処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340391
公開番号(公開出願番号):特開平5-150038
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 目標データのデータレートが高い場合でも平滑化位置及び平滑化速度の精度と安定性の劣化を防止する機能を備えた航跡追尾処理装置を提供する。【構成】 時間差算出部7では、航跡相関処理部2から今回の航跡時間を得、それと前回得た航跡時間との差を算出し、今回のレーダ捜索時間間隔を求める。運動判定部8では、平滑化位置データと平滑化速度データとに基づき航空機の運動状態、即ち、等速直線運動か、旋回運動(マニューバ状態)か等を判定する。平滑化係数算出部9では、図外から入力されるレーダ設置位置からの航跡の距離Rと前記検出時間差と前記判定指標とに基づき今回使用する位置及び速度の平滑化係数(α、β)を算出する。要するに、位置及び速度の平滑化係数(α、β)に関するテーブルを複数しかも内容可変に備えるのである。これにより、目標データのデータレートが高い場合でも適切な係数によって平滑化位置及び平滑化速度が精度よく安定的に求められる。
請求項(抜粋):
3次元レーダが取得した捜索データと可変設定される追尾ゲートに基づき航跡の相関を取り、相関の取れた航跡の位置から平滑化位置の算出を位置の平滑化係数に従って行い、平滑化位置から平滑化速度の算出を速度の平滑化係数に従って行う航跡追尾処理装置において; 相関の取れた航跡の前回時刻と今回時刻の時間差を算出する手段と; 前記平滑化位置と前記平滑化速度とに基づき航空機の運動状態を判定する手段と; 航空機のレーダ設置位置からの距離と前記時間差と前記航空機の運動状態とに基づき前記位置及び速度の平滑化係数を算出する手段と; を備えたことを特徴とする航跡追尾処理装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭64-073274
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特開昭63-118679
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