特許
J-GLOBAL ID:200903000604262769

導波路型音響光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062718
公開番号(公開出願番号):特開平7-270736
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 必要な信号についての損失を増加させずにチップサイズを小さく形成することを可能とする導波路型音響光学素子を提供する。【構成】 基板1の中央部に2次元的に光を閉じこめるスラブ導波路2が形成され、このスラブ導波路2内に、該スラブ導波路2中に表面弾性波(SAW)を生じさせる交差指型トランスデューサ(IDT)3が設けられており、このIDT3の近傍の音響光学効果付与領域の一方の端部に第1及び第2テーパ導波路を通じて第1及び第4のチャネル導波路が結合され、また、音響光学効果付与領域の他方の端部に第2及び第3テーパ導波路を通じて第2及び第3のチャネル導波路が結合され、さらに、第1のチャネル導波路6aと第2のチャネル導波路10aとが同じ曲線形状を有し、また、第3のチャネル導波路11aと第4のチャネル導波路7aとが同じ曲線形状を有するとともに、前者の曲線形状における最小曲率半径を後者における最小曲率半径よりも大きく設定した。
請求項(抜粋):
導波路中に表面弾性波を生じさせて該導波路中を伝搬する光に音響光学効果を付与するスラブ導波路と、このスラブ導波路の音響光学効果付与領域の一方の端部にその一端部が結合され、他端部が外部に結合される1又は2以上の入・出射用チャネル導波路と、前記スラブ導波路の音響光学効果付与領域の他方の端部にその一端部が結合され、他端部が外部に結合される2以上の入・出射用チャネル導波路とを有し、前記チャネル導波路は、互いに隣り合うチャネル導波路のなす距離が前記音響光学効果付与領域に結合される端部側では小さく、外部結合部側にいくにしたがって次第に大きくなるように曲線形状に形成された導波路型音響光学素子において、前記隣り合うチャネル導波路の一方のチャネル導波路の最小曲率半径よりも他方のチャネル導波路の最小曲率半径を大きく形成したことを特徴とする導波路型音響光学素子。
IPC (2件):
G02F 1/125 ,  G02F 2/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-113210
  • 特開昭60-113210

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