特許
J-GLOBAL ID:200903000606448118

アンチスキッドブレーキ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207550
公開番号(公開出願番号):特開平7-052780
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】同じチャンネルに配設された2個の車輪速センサのみが失陥した場合にも、ABSをより一層適切に行う。【構成】FtチャンネルのFR、FLセンサ17,18のみがともに失陥した場合、FtチャンネルのABSを禁止し(×)、かつRrRおよびRrLチャンネルのABSを通常モードで行う(○)。また、RrRおよびRrLチャンネルの左右いずれか一方の2個の車輪速センサのみが失陥した場合、この一方のチャンネルにおけるABSを、RrRおよびRrLチャンネルの他方のチャンネルにおける正常な2個の車輪速センサからの車輪速により行う(□)。更に、FtチャンネルのABS、RrRおよびRrLチャンネルの他方のチャンネルのABSを通常モードで行う(○)。異なるチャンネルの車輪速センサの2個以上が失陥した場合すべてのチャンネルのABSを禁止する(×)。
請求項(抜粋):
複数の非駆動輪にそれぞれ配設された複数の非駆動輪用車輪速センサの車輪速から所定の方法で選定した車輪速に少なくとも基づいて前記複数の非駆動輪の少なくとも一つの非駆動輪のロック傾向を検出したとき非駆動輪用ブレーキチャンネルに配設された非駆動輪用アンチスキッドブレーキ制御用モジュレータを制御することにより、前記複数の非駆動輪のアンチスキッドブレーキ制御を行うとともに、複数の右駆動輪にそれぞれ配設された複数の右駆動輪用車輪速センサの車輪速から前記所定の方法で選定した車輪速に少なくとも基づいて前記複数の右駆動輪の少なくとも一つのロック傾向を検出したとき右駆動輪用ブレーキチャンネルに配設された右駆動輪用アンチスキッドブレーキ制御用モジュレータを制御することにより、前記複数の右駆動輪のアンチスキッドブレーキ制御を行い、更に複数の左駆動輪にそれぞれ配設された複数の左駆動輪用車輪速センサの車輪速から前記所定の方法で選定した車輪速に少なくとも基づいて前記複数の左駆動輪の少なくとも一つのロック傾向を検出したとき左駆動輪用ブレーキチャンネルに配設された左駆動輪用アンチスキッドブレーキ制御用モジュレータを制御することにより、前記複数の左駆動輪のアンチスキッドブレーキ制御を行うようになっているアンチスキッドブレーキ制御方法において、前記右駆動輪用ブレーキチャンネルおよび前記左駆動輪用ブレーキチャンネルのいずれか一方の駆動輪用ブレーキチャンネルの複数の車輪速センサのすべてのみが失陥した場合、このいずれか一方の駆動輪用ブレーキチャンネルのアンチスキッドブレーキ制御を、前記右駆動輪用ブレーキチャンネルおよび前記左駆動輪用ブレーキチャンネルのいずれか他方の駆動輪用ブレーキチャンネルの複数の車輪速センサの車輪速から前記所定の方法で選定した車輪速に少なくとも基づいて行うことを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御方法。

前のページに戻る