特許
J-GLOBAL ID:200903000612569504

時系列データ解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 滿茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-322358
公開番号(公開出願番号):特開平6-149863
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 時系列データの解析処理に関し、現実の観測データにのみ基づき高精度のデータシミュレートを可能とする。特に複数の周波数帯域が重畳して現れる時系列データに関し、採取しつつある時系列データに基づき、当該時系列データの突発的変動を事前に判別可能とする。【構成】 MEM(最大エントロピー法)によるスペクトル解析に基づき対象時系列データに含まれる周波数帯域を複数に分割し、各周波数帯域ごとに所定単位時間ごとの積分値を算出してMEM解析する積分値解析手段と、該積分値解析手段の各解析が、予め設定した閾値を越えたときに後段へ出力する積分値判別手段とを備える。
請求項(抜粋):
MEMスペクトル解析に基づき、時系列データに含まれる所定閾値以上の振動モード数Nおよび当該各振動モードの周期Ti(i=1・・・N)とを抽出するドミナントモード抽出手段と、aiをデータ曲線におけるi番目のモード振幅、Tiをそのモード周期、φiを頂位位相、Nをモード総数、g(t)を非周期成分、ε(t)を微少ランダム変動成分として、時刻tにおける時系列データ関数y(t)をとして演算処理する関数処理手段とを備え、該関数処理手段は、時系列データ関数y(t)に含まれる変数NおよびTi(i=1・・・N)に対し、前記ドミナントモード抽出手段が算出した振動モード数Nおよび周期Ti(i=1・・・N)に関する数値データをそれぞれ適用する数値データ変換部と、該数値データ変換部により、未知数に関して線形となった前記関数y(t)を最小自乗法を用いて演算処理する演算処理部と、を備える時系列データ解析装置において、対象時系列データに含まれる周波数帯域を複数に分割し、各周波数帯域ごとに所定単位時間ごとの積分値を算出してMEM解析する積分値解析手段と、該積分値解析手段の各解析値が、予め設定した閾値を越えたときに後段へ出力する積分値判別手段とを備えることを特徴とする時系列データ解析装置。
IPC (3件):
G06F 15/332 ,  A61B 5/0245 ,  A61B 5/0456
FI (2件):
A61B 5/02 321 T ,  A61B 5/04 312 R

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